【6年下 第1回 週テスト】出題範囲と結果から見る徹底復習ガイド〜秋の開幕戦を次につなげる〜
中学受験の天王山と呼ばれる「6年下」がついにスタートしました。予習シリーズ6年下の第1回週テストについて、出題範囲の要点、実際のテスト結果に対する客観的な評価、そして今後の学習に直結する重要ポイントをわかりやすく解説します。

1. 第1回週テスト 結果サマリーと全体評価
まずは第1回週テスト(Bコース)の全体結果と各教科のバランスを確認します。

| 教科 | 得点 | 平均点 | 偏差値 | 現状分析と評価 |
|---|---|---|---|---|
| 算数 | 70点 | 72.4点 | 48.5 | 平均点付近。基礎的な立式は良好。複雑な条件整理のスピードが課題 |
| 国語 | 57点 | 63.2点 | 45.4 | 平均未達。主述のねじれによる失点を防ぎ、選択肢の精度向上が急務 |
| 理科 | 28点 | 32.8点 | 44.5 | 最も苦戦。基礎知識の再点検と、計算の立式手順の確立が最優先 |
| 社会 | 38点 | 37.0点 | 52.5 | 平均超え(偏差値50台)。安定した得点源として全体の成績を牽引 |
| 4教科合計 | 193点 | 205.5点 | 52.3 | 社会の健闘により、4教科全体では偏差値52台をしっかり維持 |
💡 全体総評
社会が得点源となり、4教科合計では偏差値52.3をキープできました。秋の初陣としては十分に粘り強く戦えています。今後の伸ばしどころは、失点が目立った理科の知識・計算の復習と、算数の大問後半における得点源確保になります。

2. 教科別の出題範囲と重要復習ポイント
算数:文章題(1)(和と差に関する問題)
- 主な出題範囲: 和差算、分配算、つるかめ算、過不足算、差集め算、消去算など
- 得点評価(70点 / 偏差値 48.5): 基本的な解法公式の理解はできていますが、文章から素早く条件を抜き出し、図や式に落とし込む場面でタイムロスが生じています。
📌 復習の重要ポイント
消去算や過不足算では、式全体に ✖️(掛け算)を行って係数を揃え、全体の差を1個あたりの差で ➗(割り算)する手順を徹底しましょう。
【解法の鉄則】
- 消去算: 係数を揃えるために式全体へ ✖️ を適用する。
- つるかめ算・過不足算: 個数の差 = (全体の差の合計) ➗ (1個あたりの差)
- 次回の目標: 線分図・面積図を10秒以内に描き始めるトレーニングで+15点を目指す。

国語:文法の知識(1)&文章読解
- 主な出題範囲: 文の成り立ち(主語・述語・修飾語)、文法関係、物語文・説明文読解
- 得点評価(57点 / 偏差値 45.4): 文法問題での細かな失点や、読解での設問条件の読み飛ばしが影響しました。長文の中で主語と述語が「ねじれ」ていないかを確認する習慣が必要です。
📌 復習の重要ポイント
記述を書く際は「誰が(主語)」「どうした(述語)」の骨組みを最初に作り、修飾語を正しく配置します。選択肢問題では「本文に書いていない余計な要素」を消去法で削る意識を持ちましょう。
【解法の鉄則】
- 文法: 複雑な文は修飾語を取り除き、「主語+述語」の骨組みを抜き出す。
- 読解: 傍線部直前の「指示語」と「接続詞」を絶対に見落とさない。
- 次回の目標: 文法・知識問題を全勝し、記述の末尾(〜こと。〜から。)を確実に揃える。

理科:水溶液・気体・生物の総合復習
- 主な出題範囲: 水溶液の性質・濃度計算、気体の発生量、生物の観察
- 得点評価(28点 / 偏差値 44.5): 4教科の中で最も伸びしろが大きい分野です。知識の抜け漏れに加え、水溶液の計算問題で立式に迷いが生じたことが主な要因です。
📌 復習の重要ポイント
濃度の計算式を丸暗記するだけでなく、「溶けている物質の重さ(溶質)」に着目して立式しましょう。
【計算の鉄則】
- 溶質の重さ = 食塩水全体の重さ ✖️ (濃度 ➗ 100)
- 加えた水の量 = 変化前の食塩水の重さ ✖️ (変化前の濃度 ➗ 変化後の濃度) - 変化前の食塩水の重さ
- 次回の目標: 予習シリーズの「要点チェック」を不正解が0になるまで反復する。
社会:地理・歴史の総合復習
- 主な出題範囲: 日本の地理(工業・農業・貿易)、歴史(古代〜近現代の主要できごと)
- 得点評価(38点 / 偏差値 52.5): 平均点をしっかりとクリアし、素晴らしい成果を出しています。データ読み取りと時代整列が正確にできていました。
📌 復習の重要ポイント
現状の強みを維持するため、漢字での指定問題(地名・人名・条約名)で確実に正解できるよう、手で書く確認を怠らないようにしましょう。
【暗記の鉄則】
- 地理: 貿易港・工業地域・農業産出額のトップ3を漢字で正しく記述する。
- 歴史: 時代の転換点となった「条約」「法令」「事件」をセットで記憶する。
- 次回の目標: 誤字脱字による減点をゼロにし、偏差値55以上を常態化させる。

3. 明日からの具体的な優先復習タスク
第1回の振り返りを踏まえ、以下の優先順位で解き直しを実行するのが最も効果的です。
- 【最優先】理科:要点チェックの知識再確認 & 水溶液の計算の解き直し
- 【優先】算数:失点した過不足算・消去算を、線分図・面積図を描いて解き直す
- 【強化】国語:文法(主語・述語)の判別問題と読解の選択肢消去プロセスの確認

4. 受験生と保護者の皆様へ
6年下の週テストは、これまで以上にスピード感があり、毎週の復習サイクルを回すだけでも大変なエネルギーを必要とします。

第1回の結果が良いものであっても、思うような点数でなかったとしても、秋の戦いはまだ始まったばかりです。今回のテストで見つけた「伸びしろ」を1つずつ埋めていき、次回の第2回テストへ向けて前進していきましょう。
🌸 受験生&保護者様へのメッセージ
- 受験生のみなさんへ: 第1回の結果は「現在のスタート地点」であり「限界」ではありません。今回間違えた ✖️ の問題は、本番で得点源に変えるための大切な宝物です!
- 保護者の皆様へ: 模試や週テストが続く過密日程の中、戦い続けるお子様の一番の理解者でいてあげてください。点数の高低だけでなく、「復習に向き合ったプロセス」を共に称え合いましょう!
「一歩ずつ、確実に。満開の桜咲く春へ向かって!」




