過去問を冊子形式で簡単に作成する方法
割と冊子形式の問題用紙のとこが多いのよね
夏休みが終わり、さぁ過去問を解かせようとなった時に感じる事。それは、
学校ごとに問題も解答もサイズや形式がバラバラすぎるだろう。B4やA3だったり、両面だったり、カラーだったり、冊子形式だったりと。。。
おそらく、みんなが思うところなんだろう。塾とか動画とかで、実際の環境でやらせるのがいいからと言っている。せめて解答用紙だけでもサイズは合わせてとかいうけど、そんなこと言われたら問題だってリアルに再現したくなるのは私だけだろうか。
ということで、今回は割と面倒な冊子形式の問題用紙の作り方に関して、私が行なっていたやり方をお話ししたいと思っている。いや、いうほど面倒では無いのかもしれないが、私は面倒くさがりなだけなのかもしれない。面倒かどうかはあなたに決めてほしい。
まずは冊子形式の問題とはこんなやつだ


いわゆる本タイプとか小冊子とか言われるものである。これのめんどくさいところは、後で細かく話すが、国語だ。とりあえず、算数、理科、社会は作り方が同じなので説明していく。紙ベースで作る方法もあるが、今回は私のやり方で紹介させていただく。要は作れればいいのだ。できる人は自分のやり方でやればいい。
必要なもの
- 過去問のデータ
- Goodnotes(PDF編集できればなんでも)
- 縦横ホッチキス
- ナナコカード(現金でも可)他のコンビニでもOK
まぁここまで書けばやり方は大体わかる人にはわかるだろう。過去問データをPDFソフトに落として、コンビニいってコピーしてホッチキスで止めるわけだ。まぁ、そこそこ手間だが面倒というほどのものではない。
流石にざっくり話しすぎて、よくわからない人もいるので一つ一つ説明していく。
過去問データ
まずは過去問データの入手だ。これは紙ベースでもデータでも良いと思う。データが割と簡単に手に入るし無料なのでおすすめだ。しかし、年度によっては無い時もあるし、著作権の関係で載せていないこともある。そんな時は声の教育者さんの過去問を使うのも良いだろう。書店にGOだ。
四谷大塚過去問データベース
まずはデータの入手方法からいこうか。一番おすすめはその学校のHPだ。直近の過去問は大体手に入るはずだ。しかもオリジナルなので、とても綺麗だ。ただ、直近のものだけじゃ足りないこともあるだろう。そういう時に私が活用したのが四谷大塚の過去問データベースだ。

登録さえすれば無料で過去問が手に入る。ただし、これも加工が必要な時があるので注意が必要だ。
いずれにせよ、これで過去問のデータは手に入っただろう。さて、次のステップだ。
データ加工
Goodnotes
正直、後々他のソフトも必要となるのだが、そこを差し引いてもお勧めできる。だから、私は何度でもお勧めしようと思う。
まずはダウンロードしたPDFデータをGoodnotesへ送る。

四谷大塚のデータベースからダウンロードすると、科目ごとのファイルネームになっているので、校名と年度、科目がわかるように変更しておくのがお勧めである。
ここで気をつけないといけないのは、1枚のPDFに入っているページ数だ。2ページ入っている場合は少し手間をかけないといけない。冊子形式にする際は1ページを1枚にしていく。
分割が必要なときは分割していく
例えば、こういう形式になっているものだ。このまま印刷して、二つ折りにして強引に冊子形式にするのも一つの手段だ。私はみなおしノート作成のこともあり、一々1ページずつに分けていった。その方が本来の問題用紙に近づくので、頑張れる人は先に進もう。

方法は面倒だけどGoodnotesで行く方法と、面倒なことしてGoodnotesに送る方法の二つだ。正確にはAcrobat ReaderProを使う。課金コースもある。私は最終的には別の理由でAcrobatを導入した。ちなみに無料版だと左右に分割はできない。
Goodnotesで1ページずつにしていく方法




まず1ページにしたいサイズの用紙を追加します。A4とかですかね。小冊子のサイズです。Goodnotesは下地が白色と黄色があるので、白色にします。印刷が楽なのと綺麗です。そしたら、見開きになっているページを片方、投げ縄ツールで切り取ります。スクリーンショットを撮るような形になると思います。

次に新しく追加したページに貼り付けて、サイズ調整して終わりです。これを全てのページで行なっていきます。まぁまぁの手間かと思いますが、できるはずです。
外部のサービスを使ってPDFを分割する方法
WEBでPDFを左右に分割と検索すると出てくるサービスを利用する方法です。色々とリスクもあるのですが、わかっている人は問題ないかと思います。まぁ自己責任で。これだと、一気に左右に分割してくれます。解答用紙も入っていると以下のようになりますので、事前にGoodnotesで別のページに保存しておくといいでしょう。

Acrobat Reader Proを使う方法
先ほども書いたが、無料版では分割できない。なので、有料になる。割と値段は高い。
ただ、色々とできることがあるので興味があるなら試してみてもいいだろう。

ちなみに私が導入したのは分割のためではない。下にページ番号を入れるために導入した。全てはみなおしノートを作るため、そして効率的に運用するため。なので、過去問をリアルっぽく作りたいだけなら、これ以外の方法で十分だと思う。
データを整える
冊子形式にするために最終調整していく。そんなに難しいことではない。ページを合わせるだけだ。表紙を一枚目として、裏面を2枚目と確認していく。現状だと2枚目に問題の始めが来ているかと思う。実際の問題がどうなっているかによるので、各学校の実際の問題を確認するといい。サイズや冊子形式は声の教育社の過去問の始めの方のページにも載っている。学校のHPで確認してみてもいいだろう。
多くは表紙の裏は空白か、次のページから問題が始まりますとか書いてあったりします。ここまで来たら雰囲気重要なので、なるべく実物に近づけていきましょう。
ページを整えたら、次は実際に印刷する段階となる。
実際に印刷していく
最終的な冊子の大きさにもよるが、自宅のプリンターで印刷ができるようなら一番楽である。ちなみに先ほど設定した1ページのサイズの倍のサイズの印刷ができないといけないから、A4サイズの小冊子を作ろうとするとA3印刷ができないといけない事になる。
B5サイズの冊子ならB4だし、B4サイズならB3となる。
コンビニを利用して印刷
私はセブンイレブンをよく活用していました。アプリが2種類ありますが、どちらでも使えます。
こちらは家でコピーしたいものをアプリにアップロードして、コピー機にQRコードをかざす方法だ。たまにシステムメンテナンスで使えない時があるのが難点なので、もう一つのアプリも使えた方がいいだろう。
こちらはまず、コンビニのコピー機をWifi接続してコピーします。システムメンテナンスなどはないので、いつでも使えます。使い勝手は好みですが、最終的に私をこちらを多用するようになりました。
いずれにせよ、コンビニのコピー機にデータを送れたら、冊子形式というのを選びサイズを決めて印刷する。勝手に冊子になるように両面で印刷してくれる。そして出て来たプリントを二つ折りにすると冊子形式の問題になる。ここまででもだいぶ達成感があると思う。
このままでも使えるのだが、バラバラになると煩わしいのでホッチキスで固定する。
最後にホッチキスドメ
普通のホッチキスでは冊子にするのに届かない。そのための道具がいるが、そこまでのものを用意する必要はない。私が活用していたのはこちらのホッチキスだ。ちなみにホチキスなのか?ホッチキスなのか、皆さんはどちら派だろうか。いや正解があるのかもしれない。
ホッチキスにしては高いが、専用機を買うよりは手軽で場所もとらずやすいだろう。何せ、一般のホッチキスの針が利用可能だ。
このホッチキスを縦横にして、冊子の下と上から二箇所ほど止めれば完成だ。実際の試験問題は糸で縫ってあったりするのだが、そこまでは流石に付き合えない。やりたい人がいたら、是非やってみてほしい。そして、記録を残してほしい。後輩たちが助かる。
国語だけはもう少し手間がかかる
最初の方で少し話したが、国語だけは少し手間がかかることがある。理由がわかるだろう。冊子を開く向きが逆だからである。
どの部分で手間がかかるかというとPDFのページ合わせだ。通常の1枚目を最後に持ってきて、最終ページが最初に来る。ここだけ手間がかかるが頑張って欲しい。
できれば偶数に揃えよう
最後になるが、表紙の裏の空白ページの追加も気をつけようというところだが、奇数のページ数になると印刷の関係か何かでズレることがあった。なるべくPDFの段階で偶数枚に調整して、奇数の場合は最後に空白ページを入れておくといいだろう。
ここまでやってきたあなたなら、苦も無く達成できるはずだ。冊子問題を制作する技術も会得できて、なお子供のためになる。なんて素晴らしいことだろう。
あとがき
ちなみに私は作るのが楽しすぎて、解けない量の過去問を制作してしまった。冒頭に写真で示したカリタス女子の2025年は残っていたものだ。もしかしたら一度解いているのかもしれない。同じものを2回作ってしまったのも多々あった。
子供のサポートのはずだが、ものつくりの楽しさでひと時の気分転換が得られた。ちょうど夏休み明けの頃である。四谷大塚では単元ジャンルが解放され、さあ終わらせるぞと娘と頑張っていた頃だ。同時進行で過去問制作を行っていた。
どこを受けるのかも、まだ最終的に決まっておらず可能性のある学校の過去問を片っ端から作っていた。東洋英和なんか普通にB4サイズなだけなので、コンビニでバンバンコピーしていた。2015年から2025年までA・B両方だ。すごい数のプリントをこれまたB4サイズのクリアファイルにホルダー分けして準備していたのを思い出す。ナナコカードは入金してもどんどん減るし、なんならコピー機の紙も無くなるし、最後にはインクさえ無くなった。
ちなみにB4サイズは割と多くの学校が導入しているので、クリアフォルダーと持ち運びのケースはあっても良いかもしれない。以下に載せておく。必要なら使ってみてほしい。私はとても重宝した。
ちなみに私はこれらのA3版も購入し、結果としてケースはA3を持ち運べば用が足りることに気づきました。A3サイズはA4冊子形式の問題か、解答用紙がA3サイズの時に使うのですが、こちらもまぁ見かけました。なので、必要な人はケースはA3だけでいいかもしれません。
ここに紹介しているのは参考までにということで、ご自身で使い勝手の良いものを探してみてもいいかもしれません。意外と違う目的のものでも、うまく使えたりするかもしれませんので。
続・後書き
いや、長いよね。わかってはいる。ただ、書き始めると止まらなくて。。。。
何をというわけでもないのですが、受験サポートって色々と大変で、やはり肉体的にしんどい時もあるけれど、一番はメンタルだと思う。それで、私が一番しんどかった時は夏休み、冬休みから正月。結局、娘の勉強を一番みていた期間なんですよね。やはり、それだけのめり込むとストレスも溜まり、言いたい事も増え、言っちゃいけないことも止まらなくなる事もあった。
「そんなんなら、もう無理だから受験なんてやめてしまえ」
結局、何度くらい娘にどなったのだろう。夏前に3回くらい。夏以降はネガテイブなことは言わないようにしていたのに一度は言ったことを今でも覚えている。正直、秋以降も何度も思う時はあった。でも、夏くらいから対処法もわかってきた。接する時間を減らせばいいのである。ずっと横についてみてるからストレスが溜まるわけで、勉強はやらせるとしても少し離れていればいいのだ。
そういう意味では、過去問制作や見直しノート制作などのものづくりは、距離も離せて気分転換にもなる最高のツールだった。
これから受験に向かう人も、いろいろな時期で見てくれていると思う。夏前、天王山の夏、秋、冬季から正月、そして直前期は見ないか。くれぐれも無理な負荷をまずご自身にかけないようにすることで、お子さんにも良い効果が出ると思うので、大人の経験で乗り越えて欲しいと思う。
これだけを言いたくて、少し筆を置くのを後にした。皆さんの未来に幸あれ。


