娘のこれまで。5年生までの経緯
これは中学受験を併走した父の物語であり、5年生まで男友達とゲーム三昧だった娘の1年間の中学受験の記録である。
物語の序章として、ここまでのあらすじを書いておくのが筆者としてのつとめ。娘の5年生までのあらすじを書いていこうと思う。とはいえ、こと勉強面に関することだけだ。たいした文字数にはならないだろう。馬鹿にしているのではなく、実際その程度のことしかしてないからだ。
親として教育をサボっていたというわけではない。言い訳っぽく聞こえるかもしれないが、いろいろな習い事は御多分に洩れずやらせてきた。自分でやりたいといったものもあった。いずれも、続きはしなかった。だから書くことなんてそんなにはないのである。
しかし、だからこそかもしれない。しっかりと勉強やることに抵抗なく入れたのは、そして積み上げることができたのは。私はポジティブに考える主義だ。
さぁ物語の始まりにはまだ早い。始まりの始まりだ。早く本題に入れるようにパパッと済ませてしまおう。
塾には通っていた。カヨッテいた・・・
なんなら4年生から塾には通っていたんです。5年生なんて週に4日通っていた気もします・・・・。自分でいきたいとかいってた気がする。
なんとなく中学受験はするんだろうと思っていた。
勉強は大事だ。何を勉強するのかは置いといて、勉強するということは大事だ。特に子供は色々と学ぶことがある。その一つが勉強習慣だと思っている。
積み重ねることがとても大事
当然、勉強だけが全てではない。運動だって、音楽だって、なんだって大事だ。
しかし、自分から進んで何かを学ぼうとする子供が一体、世の中にどのくらいいるのだろうか。
うちの子も習い事は色々とさせてきた。自分でやりたいと言ったものもあった。
でも続くものはなかった。
だから、何か続けていくことで得られる、積み上げた結果による喜びを体験して欲しかった。
ゲームとか漫画はダメなのか?
ゲームや漫画がダメとは思わない。多くの経験や知識を得られる場合だってある。一概にゲームや漫画が子供にとってよくないものとは思わない。
ゲームは私も好きだし、なんならファミコン世代だ。受験の時は親に制限されて悔しい思いをした。全てが終わった後は狂ったようにゲームしていて、中学に入ってからは一時深海魚であったが。
ゲームや漫画がダメとは言わない。しかし、積み重ねて得られる経験としては少し弱い。一つのゲームを何年もやるのなら得られる気づきもあるだろう。そこまでやり込める子どもは少ないと思う。漫画も一つの作品を掘り下げて、周辺の知識を調べたりするくらいハマれるなら多くの事を得られるだろうが、そこまではやらない。
どちらかというと、ゲームや漫画は短絡的な快楽だと思う。なので、休憩時間にゲームや漫画を楽しむのはいい。しかし、多くの時間をゲームや漫画で費やすのはもったいないと思う。
人間誰しも手軽に楽しめる物に流れがちだ。子供なら当然そうなるだろう。だからと言って、与えないという選択肢も極端な気もする。一つの解決策であるとは思うが。先ほども、述べたがゲームや漫画が教えてくれる事だって大いにある。作品によるところがあり、全ての物がそうではないかもしれない。
ただもう少し大きな成果を得るためには、積み重ねていくことが重要となる。ゲームや漫画で得られる成果には限界がある。だから、子供のうちはゲームや漫画に対しての制限が必要になるのだと思う。

少し先の目標を持つということ
それでは、どのように時間を使うのが良いのか。ただ目の前の短絡的な楽しみに時間を奪われず、もう少し大きな成果を得るためには少し先の目標を持つことが重要だと思う。
それが中学受験でもいいし。何かの発表会や大会でもいい。
とりあえず少し先の何かだ。まずはそこに向けて計画を立てる。そして積み重ねていく。その経過には必ず戦略が伴う。そういう少し先の何かだ。今すぐ何かやって、結果が得られる物ではない。
中学受験を目標としたら
今回は中学受験を少し先の目標とした場合の話になるかと思う。その場合はまず、なぜその目標としたのかが重要である。とりあえず目標とするという事、でもいいかもしれないが、目標に到達した時点で色々と見失うリスクがある。だから、まずはなぜ中学受験を目標にするのかが重要だ。
中学受験をする理由はなんだろう
中学受験を目標とした場合の理由はいくつかあるだろう。大学受験に向けてという事が一番多いかもしれない。その場合はなぜ大学受験のために中学受験をするのか、という問いが出てくるかもしれない。まぁ良い会社に入るなど選択肢が増えるというところなんだろう。いずれにせよ目指す確固たる目標がないのであれば、選択肢を増やすため学歴を高めるというのもひとつ手かもしれない。
もしくは高校受験がない環境で6年間じっくりと過ごすというのも一つの理由になると思う。もしかしたら、いきたい中学があるとかかもしれない。どんな理由でも良い、自分が納得できる理由があればそれでいいと思う。そこに正解はない。
次にその目標に対して、どのように攻略していくかだ。そのためには現在の自分の評価と目標達成に必要なレベルを確認する必要がある。

まずは己を知ること
己を知るためには、中学受験においては全国模試だろう。出題範囲や問題傾向などはあるだろうが、同じ問題を中学受験を目標とする同じ仲間が受ける。その中で自分の順位を知る。わかりやすい自己分析だろう。
そして自分の立ち位置がわかれば、目標とする中学受験のレベルが見えてくるはずだ。そうしたら、次に決めるのは志望校である。偏差値などだけで決めるわけではないが、受からないことには始まらない。目安としての目標設定には偏差値が早い。憧れの学校があるなら、そこに向かって頑張るだけだ。その様な学校がない場合は、狙える偏差値帯で気に入った学校を探すことになる。
志望校決定のお話はまた別の記事で話すとして、娘のこれまでの話に戻すとしよう。

都立中向けの集団塾ena
おそらく都立桜修館中学なんだろう。
娘は都立中学受験向けの集団塾に通っていた。4年生くらいからか、週に2回くらい通っていた。他にも習い事に行っていたので、割と忙しい日々を送っていた。
5年生になった時に、週4日のコースにしたいと行ってきた。それなのに、5年生終わりの今、塾も通っているだけで、宿題もやってないらしい。入塾当初はそこそこテストでも点を取れていたようですが、最近は全く点が取れないらしい・・・。保護者面談の時に妻が聞いてきた話だと授業中に寝てるとのことだ。まじか。
私自身も小学一年生から塾通い、あまり小学生時代に遊んだ覚えはない。小学生のうちは、ある程度のんびりと遊ばせてあげたいと思う気持ちもあり、ここまで様子を見ていました。勉強に関しては幼稚園の時に九九を叩き込んだのが最後だ。
確かに遊ぶことは重要だ。しかし、このままでは娘は努力することに意味を見出せず、頑張ることから逃げ続けることだろう。後になれば後になるほど、介入するのは難しくなる。今だ、ここが最後のチャンスかもしれない。
あと数ヶ月で6年生になるこの時期に、ちゃんと受験勉強をさせようと私は覚悟を決めた。
まずは娘の現状を確認しないといけない。どのくらいの学力なのか。今何をすべきなのかをだ。
あとがき
去年の年末にも、中学受験はどうするのかという話を娘にした。歯切れの悪い答えしか返ってこなかった。とはいえ、年末年始だ。ことを荒立てたくなかった。
そして、年明けの今日。確認することにした。それが次の記事だ。
正直、私の介入が遅かったとは思わない。妻がここまで、塾などの管理をしてきてくれていた。都立がいいかなと考えてくれていたのも妻だ。私はそれでうまくいくのなら良いかと放置していた。そう、放置していた。しかし、妻もどうしたらいいのか悩んでいた様だった。塾で寝ていることとか、ショックだっただろう。これまでも習い事を良かれと思ってさせてきたのに、続かないのも辛かったと思う。私は確かに、仕事にかまけて放置していたのかもしれない。子育てを。特に教育という点において。
だから父親として中学受験経験者として、しっかりと導かなくてはいけない。中学受験でもなんでもいい。子供の成長になる事を考えて、厳しく見守ることをやらなければいけない。妻は効率中学から高校受験している。中学受験のメリットやデメリットに関してはイマイチ疎いのだろう。それが普通だ。今まで、任せっきりだった分、この一年で私の本気を出す。やって良かったと家族全員が思える様な受験勉強だ。結果だってほしいが、経過が1番重要だ。そして何より、中学生になった娘が楽しく過ごせる環境が何より大切だ。
そのために私は最大限のサポートをしていく。という覚悟を決めた。なんなら一年ぐらい仕事を休んでもいいとも思った。1年で娘の将来を少しでも良くできるのなら安いもんだ。実際は、小学校にも通うし塾にも通う。私が一日時間を変えても、勉強をみられる時間は限られている。結局、仕事は続けることにした。それでも、休むときは休む。自営業なので、ある程度時間の融通は効く。申し訳ないが、家族優先だ。さぁ頑張るか。来年、笑えるように。
全ての受験戦士たちに幸あれ
続・あとがき
やっとここまで戻ってこれました。続あとは途中から、文章の校正がてら追加しているところです。
始まりの物語。奇跡の1年が始まる前の物語。全てはここからだったんだよな。今思えば、自分でも面倒なことをしたものだ。面倒というと言い方が悪いか。他に方法はなかったのかと言われると、なかったんだから仕方がない。
でもね。やって良かったと思っている。これは家族一致の意見だと思う。ここまでくるのは本当に大変だった。時間も労力もかかった。家族総力戦とはこのことを言うのだろう。総力を出し切れることなんて、そうそうない。中学受験はまさに総力戦だ。
だからこそ、受験を終えても受験業界にしがみつく人も多いのだろう。単純にビジネスチャンスとしてかもしれない。私もなんとなく受験業界のビジネスのやり方がわかった。私なりにビジネスとしてやっていくこともできるだろう。医師として人を見てきた。教育も行ってきた。全てが利用できる。しかし、やらない。これは中学受験ビジネスが合格を目標としているからである。当たり前と思うかもしれない。だが考えてほしい。定員が200人の枠の学校があったとしよう。教え子が300人いたら、100人の目標は達成できないのである。しかもリベンジはない。私がビジネスにしない理由はそこにある。多少のサポートでビジネスにすることもできるだろう。しかし、大きくなれば大きくなるほど、このジレンマからは逃れられない。
まぁ、受験業界はないと困ることもあるだろうし、悪く言うつもりもない。そもそも他者を貶めて得るものはない。ただ、私がやらないと言うだけだ。そんな話はどうでもいい。大変だったと言う話に戻ろう。
一年ではあったが大変だった。これを数年やるとなるとさらに大変だと思う。世の多くの中学受験に立ち向かうご家庭は数年やるわけだから尊敬に値する。私は合格は保証できない。でもサポートぐらいはできるかもしれない。役者不足かもしれないが、何かの役に立てればそれでいい。
このブログは1年の経験を記したパートと受験情報を記したパートの大きく2部に分かれている。読み物として暇つぶしに使っていただいても良いし、受験情報としてうまく活用してもらっても良い。全く使えないものかもしれないが、それならそれでだ。もっとも、受験情報は置いといても、読み物としては使える様にしたいものだ。余生は物書きにでもなれたらと思っている。
文章はいいものだ。全く違う人生を書くことも、自分が伝えたいことを書くことも、自分の人生を後世に残すことも全て可能だ。ああ、さらに教育にも文章は役にたつ。言葉は人類が生み出した最高のツールだ。投資の世界では複利は人類の最大の発明だと言う言葉がある。神のツールなのかもしれない。私は言葉で綴ることが好きだ。理由は前述の通りだ。
とまぁ、こんなふうに人生を楽しめる様な成長を娘には期待している。文章に限らずだ。そのための環境選びだ。中学受験は環境選びなんだと思う。
頑張る人間は好きだ。チャレンジをする人間も好きだ。好きな人には何かをしてあげたくなる。だから、貴重な時間を使ってでも記事を残そうと思う。自分のために、そして好きな人のために。




