【中学受験】6年生の夏は「基礎固め」が命!夏前に親子で準備したい必勝メソッド
新学年が始まり、慌ただしい日々を送っている受験生、そして全力で伴走されている保護者の皆様、毎日本当にお疲れ様です。
新6年生のカリキュラムは2月からスタートしており、次々とやってくる新しい単元や、毎週の課題・テストのノルマに追われているご家庭も多いことでしょう。 「今までの見直しや弱点補強にまで、到底手が回らない!」と、焦りや不安を感じていませんか? 我が家もかつては、やっていない単元が多すぎて「みなおしどころではない」という状態でしたので、そのお気持ちは痛いほどよくわかります。
今は、毎週の予習と復習をなるべくしっかりこなし、新しい知識を入れるだけでも精一杯で当然です。 この記事では、そんな皆様に向けて、中学受験の「天王山」と呼ばれる夏休みに向けて、なぜ今から「基礎固め」を意識する必要があるのか、そして親としてどのようなサポートができるのかを優しくお伝えします。
どうか肩の力を抜いて、リラックスして読んでみてくださいね。
なぜ「夏前の準備」と「夏の基礎固め」が合否を分けるのか?

中学受験において「夏休みは天王山」とよく言われますが、これは私の経験上、間違いありません。 その最大の理由は、夏休みが「弱点補強にじっくりと時間をかけられる最後のチャンス」だからです。
9月以降になると、いよいよ志望校の過去問演習が本格的に始まります。過去問は、夏前に解いていた問題よりも難易度がグッと上がるのが一般的です。当然、基礎がしっかりと固まっていないと解けない問題ばかりになります。 基礎がグラグラな状態で過去問に手を出してしまうと、「思ったより全然点が取れない…」と子どもたちの心がポキっと折れ、ネガティブな気持ちになってしまう危険性があるのです。
夏以降、本格的に偏差値を上げていきたい時期に、一番大切な「モチベーション」を下げている場合ではありませんよね。 だからこそ、難問に立ち向かう前の「夏」に、時間をかけて徹底的な基礎固め(弱点補強)を行うことが、何よりも重要になるのです。
基礎を制する者は受験を制す!「みんなが取れる問題を落とさない」戦略

四谷大塚のXの投稿でも書いていましたが、合格への最大のカギは「誰も解けないような難問をたくさん解くこと」ではありません。「みんなが確実に取れている基礎問題を、いかに落とさないか」なのです。
特に、四谷大塚偏差値40〜50近辺の入試問題においては、基礎的な知識の有無がそのまま合否に直結します。多くの学校で出題される「計算問題・一行問題」や「漢字・語彙の問題」を確実に得点していくことこそが、合格への一番の近道となります。
基礎の土台がしっかりとできあがっていれば、解答の選択肢が広がり、入試本番でも自信を持って問題に挑むことができるようになります。短期間では完成しないからこそ、長期休暇を利用した基礎固めが大きなチャンスとなるのです。
夏に向けて、親ができる最高のサポート「弱点リストの作成」

では、夏の天王山を迎える前に、今(春〜初夏)の時期に何をすべきでしょうか? 受験生本人は、毎週の週テストやノルマをこなすだけで手一杯で、復習まで手が回らないのが現実です。
ここで頼りになるのが、一番のサポーターである保護者の皆様の力です。親にしかできない、最高の準備があります。 それは、「夏休みに基礎から確認すべき、苦手単元のリストアップ」をしておくことです。
5年生までのテストや、これまでの週テスト、模試などで間違えた問題を見直し、「どこが苦手なのか」「どこを取りこぼしているのか」を洗い出して、チェックリストを作っておきましょう。 いざ夏休みが始まってから「さて、どこから復習しようか?」と探していては、貴重な時間がもったいないですよね。あらかじめ準備をしておけば、夏休みに入った瞬間に、スムーズに基礎固めへと寄りかかることが可能になります。
受験生に効率よく勉強してもらうための環境づくりは、サポーターである親の腕の見せ所です。

「急がば回れ」適切な教材選びとアウトプットの重要性

夏休みに取り組むべき弱点が明確になったら、次は「教材選び」です。 必要なのは、これまでに間違えた問題のうち、「基礎的なもの(解けないといけないレベルの問題)」です。どうしてもわからない時は、見栄を張らずに「わかるところまで戻る」ことが肝心です。まさに「急がば回れ」ですね。
また、学習において何より重要なのは「アウトプットで知識を定着させること」です。テキストを読んだり、授業を聞いたりする「インプット」だけでは、知識は定着しません。 とはいえ、問題集をすべてノートに書かせていては時間が足りず、子どもも面倒になって飽きてしまいます。
我が家では、「4科のまとめ」などの理科や社会の暗記科目を、親が問題を出し、子どもに「口頭で答えさせる」という方法で高速周回しました。(もちろん、漢字で書けるかのチェックは別途必要ですが、毎回書かせる必要はありません)。 こうした工夫次第で、効率よく良質なアウトプットの回数を増やすことができます。
モチベーションと集中力を維持する「ちょっとした魔法」

長い夏休み、毎日机に向かい続けるのは大人でも大変なことです。モチベーションや集中力を保つためのテクニックもぜひ取り入れてみてください。
「おしながき(進捗表)」の活用
1日の学習メニュー(おしながき)を作成し、一つ終わるたびに印をつけていく方法です。自分の進捗が目に見えてわかるため、達成感を味わうことができ、モチベーションの維持にとても効果的です。

「ポモドーロ勉強法」の導入
基本は短い時間(例えば25分)集中し、短い休憩(5分)を挟むサイクルを繰り返すポモドーロ法ですが、もうそろそろ45分から50分の勉強時間を集中できるように少しずつ伸ばしていきましょう。まずはできる範囲から達成感を得て、モチベーションを保ちながら進めていきます。
もちろん、ご家庭だけで抱え込む必要はありません。夏期講習や、家庭教師、個別指導などのサポートを上手に利用し、専門家の力も借りながら進めていくことも大切です。塾の先生に弱点の単元を相談したり、見直しの方法を見てもらったりと、プロのサポートも有効に活用していきましょう。

終わりに
受験勉強の伴走は、親にとっても本当にやることが多くて大変ですよね。 「このままで間に合うのだろうか」と不安になる夜もあると思います。でも、今は焦ることなく、お子様の基礎の土台をじっくりと固めていってあげてください。
地道な作業ですが、夏休みにしっかりと基礎的な弱点を補強できれば、秋からの過去問演習で心が折れることはありません。「最初は点数が低くても、次にやることが見えてラッキー!」と思えるくらいの前向きな姿勢でスタートを切ることができるはずです。
今、保護者の皆様が日々頑張っているそのサポートは、間違いなく来年の2月のお子様の「最高の笑顔」につながっています。 先人たちも、専門家たちも、みんな皆様の味方です。いつでも優しく寄り添って応援しています。十分に周りの力を頼りながら、どうかこの大切な時期を、親子で手を取り合って乗り越えていってください。

すべての受験戦士たちに、そして全力で伴走する保護者の皆様に、幸あれ!
あとがき

ちょうど、新学年が始まる頃に書いている。新学年と言っても、新6年生は2月から始まっている。新しい単元もあと少しだろう。とはいえ、毎週のノルマに追われ、今までの見直しや弱点補強に手が回らないと不安になっているご家庭も多いことだろう。我が家はやってない単元が多すぎて、みなおしどころではなかった。
なので、毎週毎週の週テストに向けての予習と復習をなるべくしっかりやることで、みなおしに回す部分をなるべく少なくするように心がけた。それでもかなりの量のみなおしと弱点を夏休みに見ることになった。
なので、今は夏休みに基礎からしっかりと確認しようとする単元をリストアップするくらいが限界なのかもしれない。当然できるなら、週のノルマをこなしながら弱点を回すのもいいだろう。弱点克服の鍵は基礎からの理解の積み重ねと一定量の類題を解くことだ。適切な質と量が重要である。そして、何より重要なのはアウトプットで知識を定着させていくことである。インプットでは定着しないことを理解して、アウトプットのやり方を模索していくのが重要である。
おかげで、9月以降の志望校の過去問演習は、そこそこうまく始められた。最初は当然点数は低かったが(悪くて合格者最低点より50点〜60点低いくらいだ)、次にやる弱点補強が見えてラッキーくらいに思える心の余裕はあった。
今は焦ることなく、基礎の土台を固めていってほしい。勉強習慣しかり、弱点のリストアップしかり、今だからこそできること、逆にいえば今やっておかないと面倒なことが多いのも事実だ。なので、受験生は毎週のノルマに忙しいかもしれないが、サポーターである親は夏休みの弱点補強に向けての準備も進めていかないといけないと思う。
続・あとがき
毎度毎度、後書きの後書きをかくブロガーっていうのは珍しいかもしれない。私はなんとなく始めたら、止まらなくなったみたいなところがある。とにかく、本文に入りきらない思いを書くのがこの場所だと思っている。
今回は、夏前にやることだ。ちょうど春過ぎくらいに考え始めることかもしれない。夏に向けて、意識しながら過ごす方が、後で慌てなくていいと思う。この続あとを書いているのはGW明け。そろそろ夏に向けて準備を意識しながら毎週のノルマに追われている頃だと思う。
やはり夏休みが中学受験の天王山であることは、私の経験上間違いない。なぜ天王山かというのは、弱点補強ができる最後の時間だからだ。最後と書くとプレッシャーかもしれない。秋になっても弱点補強はできるし、やることになるのだが、夏休みにやる弱点補強は本当に基礎的なところだ。
夏以降の過去問演習は志望する学校のレベル帯にもよるが、夏前に解いていた問題より難易度が上がることが多い。当然、基礎が固まっていないと解けない問題も多くなる。過去問演習があまりに解けないと、モチベーションが下がる危険性がある。夏以降に偏差値を上げていきたいのであれば、モチベーションを下げている場合ではない。したがって、基礎的な弱点補強を時間をかけてできる夏は中学受験の天王山と呼ばれるのである。まぁ、夏以降に偏差値を上げるというのは至難なことではあるのだが、狙っていかなければ達成はできない。
今はその夏にやることをしっかりとリストアップし、どの教材をやるのかなど準備しておく期間だ。受験生は週のノルマに忙しいかもしれない。親だって当然忙しい。しかし、この夏の準備は親しかできないことなのかもしれない。というよりは受験生に効率よく勉強してもらうためには、親がやった方が良い。色々とやることが多くて、サポーターは大変である。
大変ではあるが、2月の笑顔のために、ここは頑張っていこうではないか。先人たちや専門家たちは皆、あなたたちの味方だ。いつでも寄り添っている。十分に活用してほしい。
今再びこの言葉を残していこう。 全ての受験戦士たちに、幸あれ と

