テクニック

適切な教材選びの重要性

erimakitopapa

適正な教材とは、マニュアル車のギアと同じである

どのような教材が娘に合っているかを考えた。まずは算数のテキストである。

難しい問題を頑張って何とか解けば力がつくと言うわけでもなく、逆に簡単すぎる問題を数多く解いたからといって力がつくわけではない。例えるなら、適正な教材はマニュアル車のギアと同じである。

マニュアル車の運転と勉強サポートは同じ

速度を偏差値と見たら、教材はギアである。まだスピードも上がっていないのに高いギアに入れてしまえば、車は動かなくなる。そもそもギアが入らない。逆に速度がある程度ついてきたのに、いつまでも低いギアに入れっぱなしでもなかなか速度が上がらない。

逆に速度とギアがマッチすると、驚くほどの加速を見せる。加速が悪い時は、ギアを上げるか下げるかすると良い。その時の速度による。

わかる人にはわかる話かもしれないが、車を運転しない人にはわかりにくいかもしれない。

話はそれるが私自身はオートマ限定で車の免許を取った。しかしマニュアル車が面白そうだと思って、限定解除を行った。自分でコントロールすることが増えるので手間かもしれないが、その分楽しさも増えるものだ。受験サポートも似ているような気がしている。

話を戻すが、適正なテキストと言うのは適度に難しくて解けば力がつくようなものを言う。それは新しい解法であったりとか、苦手な分野であったりする。どのレベルの問題が適正かを知るためには、まず娘の実力がわからないといけない。そのために各塾が行っている全国模試や四谷大塚などが行っている週のテストの結果から判断しなければいけない。

算数の教材選びについて

算数に関してはいろいろ単元が多く計算問題から文章題、立体や平面などの図形問題ジャンルにわたる。それぞれに基礎問題があり、標準問題、応用問題、発展問題と難易度が上がっていく。大手塾ではレベル別にテキストを作成していることが多い。

四谷大塚では6年の後半では、難関校と有名校の2つのレベル分けをしている。6年の前半では予習シリーズと演習問題の中に問題ごとに基礎標準応用などとレベル分けされている。

各ジャンルの適正なレベルの問題を探し出すのはとても難しい。受験生本人が適正レベルの問題を理解できれば早いのだろうけど、なかなか難しい。だから、各テストの見直しが重要になる。間違えたところは苦手なところなので、一度基礎から解かせてみる。そして志望校のレベルにもよるが必要な難易度まで上げていく。つまずくようであれば、1段階難易度を下げて再び解き直していく。ギアチェンジが重要だ。

類題を解かせることの重要性

何度も同じような問題を解かせれば良いと言うものでもない。数字や文章を変えて、類題を最低3問は解かせる。そして時間を置いて再び解かせる。そうすることで、同じ単元の問題に対して理解が深まる。

ここで問題になるのが類題を探すのが難しいということである。自分で類題を作れれば良いのだが、なかなか難しい。1番早いのは様々な参考書や問題集の中から同じような類題をピックアップしてくることである。最近ではネット上に色々な問題を配信しているサービスもある。別の記事で紹介するが、コベツバやみんなの算数オンラインなどがそうだ。

いずれにせよ、似たようなジャンルの問題は集めてきて、レベル別に区分けし、似たような類題を探し出して解かせると言うことが重要である。当然手間はかかる。

そこで私は算数に関しては本屋さんに行って使えそうな問題集をピックアップし購入した。毎度コピーして切って貼って使うのは大変なので、裁断しスキャナで読み込みPDF化した。

PDF化の話はこちら
全てPDFにしてやろうか
全てPDFにしてやろうか

これは夏後半以降の話である。秋テストや模試や過去問などで間違えた問題が出た場合、まずその問題を見直しノートに貼り付ける。当然PDFでデータの形で貼り付けている。次に似たような類題を問題集や参考書、もちろん塾のテキストなどから見つけてきて貼り付ける。そのようにして見直しテストが作られる。裏には私自身が解いた解説をつけていく。

PDF管理はGoodnotesで
Goodnotes活用法
Goodnotes活用法

1回目の見直しでは表に見直し、テスト裏に私の解説が印刷されるような形で娘に渡した。わからなければ裏を見ながら1回目は解いてもらった。そして時間を開けて2回目。2回目では裏に解説をつけない形で問題を解いてもらった。さらに冬休み近くの時期の見直しでは、いろいろなジャンルの間違えた問題をシャッフルし、計算問題から文章題図形や推理問題など、今まで間違えてきた問題やその類題の中からバランスよく適出し、テスト形式の形で解かせていた。なので、合計3回は間違えた問題もしくは類題を解かせていたことになる。

実際に作って活用していた見直しテスト

ちなみの冬休み前に解かせていた、見直し問題テストはこんな感じだ。
塾のテキストから、各校過去問、さまざまな問題を寄せ集めている。
私はやや厨二が残っているので、テストの名前のFはファイナルである。

適正な問題だけ選択する

ここで重要なのは、間違えた問題のレベルである。塾のテキストや問題集においては発展問題の中に含まれることがあるのだが、志望校のレベル帯によってはそこまでの問題が必要ない場合がある。いわゆる難易度が合ってない問題に対して時間を費やし理解させ、解けるようにすることは時間の無駄と考え、一旦見直し問題から外した。これがギアを合わせるということであり、難易度を合わせた適正なテキスト作りである。

よく見直しノートの作り方で言われるのだが、間違えた問題を3つに分類する。必ず解けなければいけない問題、もう少しで解ける問題、解けなくて良い問題の3つだ。当然、この中のうち必ず解けなければいけない問題は最優先で直しをしていく。

そして次にもう少しで解ける問題を基礎から見直していく。これを算数以外の4科目で行っていく。私の勉強サポートの基本はこれである。このテキスト作りとポモドーロによる効率的な勉強時間の設定この2つがしっかりと噛み合えば、必ず実力はついてくる。

モチベーションのコントロール

後は本人のやる気になるのだが、できるようになり点数が上がり、わかりやすく評価が上がれば、大抵の子供はやる気を出してくる。娘も入塾して1発目の週テストで校舎のランキングに載ったことが、やる気の上昇につながっていた。

テストや模試の結果に一喜一憂してはいけないと言うが喜ぶ分には構わないと思う。

ただ慢心をする必要はないと言うことだ。同じくできなかったからといって落ち込む必要は無い。テストや模試と言うのは本番ではないわけだし、何がわかって何が解けないのかをあぶり出すためのツールである。なので、1回1回のテストや模試は目的ではない。あくまでも成長するための手段である。そのことを子供にも話をして、喜ぶべきは喜ぶ。わからないところやできなかったところのうち解けなくていいと思われる問題以外はしっかりと見直しをしていく。受験勉強と言うのはただひたすらにこれの繰り返しである。

子供は成長する。その都度ギアチェンジを

そして実力が上がってくれば、ギアを1段上げて難易度少しずつ上げていく。

今まで解けなかった問題が解けるようになることで、それもまたモチベーションとなっていく。したがって1番重要なのは現在の実力を図ること。そしてそれに合ったテキスト教材を用意していくこと。こればかりは大手塾では難しい。個別指導であったとしても、1人にかけられる時間は限られているため難しいかもしれない。この役目は並走している親が担うところだと思う。

大変だからこその喜びもある

全く持って、中学受験は親の時間的、経済的労力的な要求が高い。しかし適正なギアに入れてあげれば、すごい勢いで速度が上がっていく。その成長を見ることができるのが、1番の中学受験の醍醐味だと思う。

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自己紹介
とぱぷー
とぱぷー
受験サポーター 医師
中学受験経験者  得意科目:算数
中学受験を1年間併走し、結果は受験校6校中5校を合格。
合格率約85%の受験サポーターとして、受験の記録およびノウハウを発信している。
名前の由来は旅行用ネックピローと某ランドのキャラ帽子による。
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