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中学受験を成功に導く「マニュアル車式」教材選びと親のサポート術

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「マニュアル車のギアチェンジ」に学ぶ、我が子に最適な教材選びと親のサポート術

中学受験を目指して日々奮闘されている受験生の皆さん、そしてお子様を一番近くで支え、悩み、共に戦っている保護者の皆様、毎日の学習サポート本当にお疲れ様です。中学受験は「親子の受験」とも言われるように、ご家庭での学習管理やサポートが結果を大きく左右します。

その中でも、特に保護者の皆様を悩ませるのが「どのような教材を与えれば、子供の成績が伸びるのか?」という問題ではないでしょうか。難しい問題を無理やり解かせれば力がつくわけではありませんし、逆に簡単すぎる問題ばかりをこなしていても実力は頭打ちになってしまいます。

本記事では、お子様の実力を最大限に引き出すための「適切な教材選び」「効率的な学習サポート術」について、詳しくお伝えしていきます。

【第1章】学習の進捗は「マニュアル車のギアチェンジ」と同じ

お子様に適正な教材を与えることは、例えるならば「マニュアル車のギアチェンジ」と全く同じです。

車の速度を「お子様の偏差値や実力」、教材の難易度を「車のギア」と想像してみてください。車がまだスピードに乗っていない発進時に、いきなり高いギア(難しすぎる問題)に入れてしまえば、車はエンストして動かなくなってしまいます。つまり、お子様は全く問題が解けず、自信を失い、学習がストップしてしまうのです。 一方で、学習が進んで実力(速度)がついてきているのに、いつまでも低いギア(簡単すぎる基礎問題)に入れたままだと、そこから先のスピード(成績)はなかなか上がりません。

もっとも重要なのは、現在のスピード(実力)とギア(教材の難易度)がピタリと一致することです。この2つがマッチしたとき、車は驚くほどの加速を見せます。もしもお子様の成績の伸び悩み(加速の悪さ)を感じたときは、今の実力に合わせて教材の難易度(ギア)を上げるべきか、下げるべきかを見極める必要があります。適度に難しく、新しい解法や苦手分野に挑戦することで「解ければ力がつく」という絶妙なラインを見つけることが、適正なテキスト選びなのです。

【第2章】「間違えた問題」の正しい分類が、成績アップの鍵を握る

適正な教材レベルを知るためには、まずお子様の現在の実力を正確に把握しなければなりません。そのためには、各塾が行っている全国模試や、週ごとのテスト結果をしっかりと分析することが必要不可欠です。

特に算数は、計算問題から文章題、立体・平面図形などジャンルが多岐にわたり、それぞれに「基礎・標準・応用・発展」といった難易度が設定されています。大手塾のテキストでもレベル分けはされていますが、膨大な問題の中から「我が子にとって今一番必要な問題」を選び出すのは、小学生の子供自身には非常に困難です。

そこで保護者の皆様に実践していただきたいのが、テストの「見直し」における問題の取捨選択です。テストで間違えた問題を、思い切って次の3つに分類してみてください。

  1. 必ず解けなければいけない問題
  2. もう少しで解ける問題
  3. 解けなくて良い問題(いわゆる捨て問)

この中で最優先で復習すべきなのは、もちろん「1」の必ず解けなければいけない問題です。次に「2」のもう少しで解ける問題を基礎から丁寧に復習していきます。 ここで重要なのが、「3」の解けなくて良い問題に対するアプローチです。志望校のレベルによっては、塾のテキストの「発展問題」などに含まれる超難問は、必ずしも解ける必要がない場合があります。難易度が合っていない問題に膨大な時間を費やして理解させるのは、限られた受験期間において時間の無駄になりかねません。

思い切ってこれらの問題を見直しから「外す」ことこそが、まさに「ギアを合わせる」ということであり、お子様に最適な学習環境を整えることにつながるのです。

【第3章】「類題」の反復が真の理解を生む!親の手作り見直しテスト

間違えた問題を基礎から解き直し、つまずくようであれば難易度を1段階下げて(ギアを下げて)再度解かせる。このサイクルに加えて、もう一つ絶対に欠かせないのが「類題を解かせること」です。

間違えた問題の解説を読んで理解したつもりでも、同じ問題をただ繰り返すだけでは、答えや解法を丸暗記してしまっている可能性があります。本当に理解できているかを確認するためには、数字や文章の条件を変えた「類題」を探し出し、最低でも3問は解かせる必要があります。さらに時間を置いて再び解かせることで、その単元に対する理解は確固たるものになります。

しかし、保護者にとって「類題を探す」というのは非常に手間のかかる作業です。様々な参考書や問題集、あるいはネット上の算数配信サービスなどから、似たレベルとジャンルの問題をピックアップしてこなければなりません。

そこでおすすめしたいのが、教材の「データ化」を活用した自作見直しテストの作成です。 市販の問題集などを裁断してスキャナーで読み込み、タブレット等のアプリ(Goodnotesなど)で管理します。テストや模試で間違えた問題をデータとしてノートに貼り付け、さらに見つけ出した類題も一緒に貼り付けます。

みなおしノート
【中学受験】親の負担を激減!AIとデータ活用で作る「究極のみなおしノート」作成術
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【最強の3ステップ見直し法】

  • 1回目の見直し: 表に問題、裏に親が作成した手書きの解説を印刷して子供に渡します。わからなければ裏の解説を見ながら解かせます。
  • 2回目の見直し: 時間を空けて、今度は裏の解説がない状態で自力で解かせます。
  • 3回目の見直し(総復習): 冬休みなどの長期休暇前には、今まで間違えた様々なジャンル(計算、図形、文章題など)の問題をランダムにシャッフルし、実戦さながらの「テスト形式」で解かせます。

この徹底した3ステップを踏むことで、お子様の弱点は確実に克服されていきます。

【第4章】一喜一憂してもOK?テストを活用したモチベーション管理術

どれだけ素晴らしいテキストを作り、効率的な学習スケジュール(ポモドーロ・テクニックなど)を組んだとしても、最終的に机に向かうのはお子様自身です。 学習を継続させるためには、モチベーションのコントロールが必要不可欠です。

子供のやる気を引き出す最も効果的な薬は「できるようになり、点数が上がり、目に見えて評価されること」です。実際に、塾のテストでランキングに名前が載ったことが、大きなやる気の上昇につながったという事例もあります。

よく「テストや模試の結果に一喜一憂してはいけない」と言われますが、成績が上がったときに親子で一緒に喜ぶ分には全く問題ありません。むしろ、大いに褒めて一緒に喜んであげてください。 ただし、気をつけるべきは「慢心しないこと」と「できなかったからといって過度に落ち込まないこと」です。

テストや模試は、あくまで本番ではありません。「今、何がわかっていて、何が解けないのか」をあぶり出すためのただのツールであり、成長するための「手段」に過ぎないのです。このことを日頃からお子様にもしっかりとお話ししてあげてください。喜ぶべきところは喜び、解けなかった問題(捨て問以外)は淡々と見直しをする。受験勉強は、ただひたすらにこの地道な繰り返しなのです。

【最後に】伴走する保護者の皆様、そして受験生の皆さんへ

お子様の実力が上がってくれば、その都度ギアを1段上げ、少しずつ難易度を高くしていきます。今まで解けなかったレベルの問題が解けるようになる達成感は、お子様にとって次なる大きなモチベーションへと繋がっていきます。

現在の実力を正確に測り、それに合った教材を用意し、絶妙なタイミングでギアチェンジを行う。このきめ細やかなサポートは、集団指導の大手塾はもちろん、個別指導塾であったとしても完全に任せきりにすることは困難です。お子様を一番よく見ていて、1対1で向き合える「親」だからこそできる最大の役割なのです。

中学受験は、保護者の皆様にとって時間的にも、経済的にも、そして精神的・労力的にも非常に負担の大きい挑戦です。時にはイライラしてしまったり、先の見えない不安に押しつぶされそうになったりすることもあるでしょう。

しかし、お子様の現在の実力にしっかりと向き合い、適正な「ギア」に入れてあげることができれば、お子様は必ずものすごい勢いで加速し始めます。 昨日まで解けなかった問題が今日解けるようになる。悔し涙を流した翌週には、満面の笑みでテスト結果を見せてくれる。そんな劇的な「成長の軌跡」を特等席で、誰よりも近くで見守ることができるのは、中学受験に寄り添う親だけの最大の特権であり、醍醐味です。

受験生の皆さん、今の努力は必ず自分自身の大きな力になります。諦めずに、自分のペースでしっかりとギアを上げていきましょう。 そして保護者の皆様、毎日のサポート、本当にお疲れ様です。皆様の温かい伴走は、確実にお子様の力となっています。大変な道のりではありますが、その先には必ずかけがえのない喜びが待っています。ゴールの日まで、どうか親子二人三脚で、この貴重な期間を駆け抜けてください。心よりエールを送ります!

適正な教材とは、マニュアル車のギアと同じである

どのような教材が娘に合っているかを考えた。まずは算数のテキストである。

難しい問題を頑張って何とか解けば力がつくと言うわけでもなく、逆に簡単すぎる問題を数多く解いたからといって力がつくわけではない。例えるなら、適正な教材はマニュアル車のギアと同じである。

マニュアル車の運転と勉強サポートは同じ

速度を偏差値と見たら、教材はギアである。まだスピードも上がっていないのに高いギアに入れてしまえば、車は動かなくなる。そもそもギアが入らない。逆に速度がある程度ついてきたのに、いつまでも低いギアに入れっぱなしでもなかなか速度が上がらない。

逆に速度とギアがマッチすると、驚くほどの加速を見せる。加速が悪い時は、ギアを上げるか下げるかすると良い。その時の速度による。

わかる人にはわかる話かもしれないが、車を運転しない人にはわかりにくいかもしれない。

話はそれるが私自身はオートマ限定で車の免許を取った。しかしマニュアル車が面白そうだと思って、限定解除を行った。自分でコントロールすることが増えるので手間かもしれないが、その分楽しさも増えるものだ。受験サポートも似ているような気がしている。

話を戻すが、適正なテキストと言うのは適度に難しくて解けば力がつくようなものを言う。それは新しい解法であったりとか、苦手な分野であったりする。どのレベルの問題が適正かを知るためには、まず娘の実力がわからないといけない。そのために各塾が行っている全国模試や四谷大塚などが行っている週のテストの結果から判断しなければいけない。

算数の教材選びについて

算数に関してはいろいろ単元が多く計算問題から文章題、立体や平面などの図形問題ジャンルにわたる。それぞれに基礎問題があり、標準問題、応用問題、発展問題と難易度が上がっていく。大手塾ではレベル別にテキストを作成していることが多い。

四谷大塚では6年の後半では、難関校と有名校の2つのレベル分けをしている。6年の前半では予習シリーズと演習問題の中に問題ごとに基礎標準応用などとレベル分けされている。

各ジャンルの適正なレベルの問題を探し出すのはとても難しい。受験生本人が適正レベルの問題を理解できれば早いのだろうけど、なかなか難しい。だから、各テストの見直しが重要になる。間違えたところは苦手なところなので、一度基礎から解かせてみる。そして志望校のレベルにもよるが必要な難易度まで上げていく。つまずくようであれば、1段階難易度を下げて再び解き直していく。ギアチェンジが重要だ。

類題を解かせることの重要性

何度も同じような問題を解かせれば良いと言うものでもない。数字や文章を変えて、類題を最低3問は解かせる。そして時間を置いて再び解かせる。そうすることで、同じ単元の問題に対して理解が深まる。

ここで問題になるのが類題を探すのが難しいということである。自分で類題を作れれば良いのだが、なかなか難しい。1番早いのは様々な参考書や問題集の中から同じような類題をピックアップしてくることである。最近ではネット上に色々な問題を配信しているサービスもある。別の記事で紹介するが、コベツバやみんなの算数オンラインなどがそうだ。

いずれにせよ、似たようなジャンルの問題は集めてきて、レベル別に区分けし、似たような類題を探し出して解かせると言うことが重要である。当然手間はかかる。

そこで私は算数に関しては本屋さんに行って使えそうな問題集をピックアップし購入した。毎度コピーして切って貼って使うのは大変なので、裁断しスキャナで読み込みPDF化した。

PDF化の話はこちら
中学受験の学習効率を劇的に上げる!テキスト・過去問の「完全PDF化」戦略
中学受験の学習効率を劇的に上げる!テキスト・過去問の「完全PDF化」戦略

これは夏後半以降の話である。秋テストや模試や過去問などで間違えた問題が出た場合、まずその問題を見直しノートに貼り付ける。当然PDFでデータの形で貼り付けている。次に似たような類題を問題集や参考書、もちろん塾のテキストなどから見つけてきて貼り付ける。そのようにして見直しテストが作られる。裏には私自身が解いた解説をつけていく。

PDF管理はGoodnotesで
Goodnotes活用法
Goodnotes活用法

1回目の見直しでは表に見直し、テスト裏に私の解説が印刷されるような形で娘に渡した。わからなければ裏を見ながら1回目は解いてもらった。そして時間を開けて2回目。2回目では裏に解説をつけない形で問題を解いてもらった。さらに冬休み近くの時期の見直しでは、いろいろなジャンルの間違えた問題をシャッフルし、計算問題から文章題図形や推理問題など、今まで間違えてきた問題やその類題の中からバランスよく適出し、テスト形式の形で解かせていた。なので、合計3回は間違えた問題もしくは類題を解かせていたことになる。

実際に作って活用していた見直しテスト

ちなみの冬休み前に解かせていた、見直し問題テストはこんな感じだ。
塾のテキストから、各校過去問、さまざまな問題を寄せ集めている。
私はやや厨二が残っているので、テストの名前のFはファイナルである。

適正な問題だけ選択する

ここで重要なのは、間違えた問題のレベルである。塾のテキストや問題集においては発展問題の中に含まれることがあるのだが、志望校のレベル帯によってはそこまでの問題が必要ない場合がある。いわゆる難易度が合ってない問題に対して時間を費やし理解させ、解けるようにすることは時間の無駄と考え、一旦見直し問題から外した。これがギアを合わせるということであり、難易度を合わせた適正なテキスト作りである。

よく見直しノートの作り方で言われるのだが、間違えた問題を3つに分類する。必ず解けなければいけない問題、もう少しで解ける問題、解けなくて良い問題の3つだ。当然、この中のうち必ず解けなければいけない問題は最優先で直しをしていく。

そして次にもう少しで解ける問題を基礎から見直していく。これを算数以外の4科目で行っていく。私の勉強サポートの基本はこれである。このテキスト作りとポモドーロによる効率的な勉強時間の設定この2つがしっかりと噛み合えば、必ず実力はついてくる。

モチベーションのコントロール

後は本人のやる気になるのだが、できるようになり点数が上がり、わかりやすく評価が上がれば、大抵の子供はやる気を出してくる。娘も入塾して1発目の週テストで校舎のランキングに載ったことが、やる気の上昇につながっていた。

テストや模試の結果に一喜一憂してはいけないと言うが喜ぶ分には構わないと思う。

ただ慢心をする必要はないと言うことだ。同じくできなかったからといって落ち込む必要は無い。テストや模試と言うのは本番ではないわけだし、何がわかって何が解けないのかをあぶり出すためのツールである。なので、1回1回のテストや模試は目的ではない。あくまでも成長するための手段である。そのことを子供にも話をして、喜ぶべきは喜ぶ。わからないところやできなかったところのうち解けなくていいと思われる問題以外はしっかりと見直しをしていく。受験勉強と言うのはただひたすらにこれの繰り返しである。

子供は成長する。その都度ギアチェンジを

そして実力が上がってくれば、ギアを1段上げて難易度少しずつ上げていく。

今まで解けなかった問題が解けるようになることで、それもまたモチベーションとなっていく。したがって1番重要なのは現在の実力を図ること。そしてそれに合ったテキスト教材を用意していくこと。こればかりは大手塾では難しい。個別指導であったとしても、1人にかけられる時間は限られているため難しいかもしれない。この役目は並走している親が担うところだと思う。

大変だからこその喜びもある

全く持って、中学受験は親の時間的、経済的労力的な要求が高い。しかし適正なギアに入れてあげれば、すごい勢いで速度が上がっていく。その成長を見ることができるのが、1番の中学受験の醍醐味だと思う。

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とぱぷー
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受験サポーター 医師
中学受験経験者 医師 得意科目:算数
中学受験を1年間併走し、結果は受験校6校中5校を合格。
合格率約85%の受験サポーターとして、受験の記録およびノウハウを発信している。
名前の由来は旅行用ネックピローと某ランドのキャラ帽子による。
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