【6年上 週テスト】週テスト第15回結果!全科目偏差値61超え・大躍進と夏休みに向けた完全攻略ガイド【2025】
はじめに
中学受験の天王山と呼ばれる夏休みがいよいよ目の前に迫ってきました。日々増えていく宿題や、どんどん難易度が上がるテキスト、そして毎週のようにやってくる週テストに立ち向かいながら、毎日必死に机に向かっている6年生の皆さん、本当によく頑張っていますね。そして、お弁当作りからプリントの整理、日々のスケジュール管理、何よりお子様のメンタルケアまで、休む間もなく全力で伴走されている保護者の皆様、今週も本当にお疲れ様です!
四谷大塚「予習シリーズ」6年上も、ついに第15回を迎えました。前回の第14回総合回、第3回公開組分けテストという大きな山場を乗り越え、息つく暇もなく突入した今週は、入試の合否を直接左右する極めて実戦的かつヘビーな単元ばかりでした。
算数は「速さ(2)」、国語は「詩・短歌・俳句」と「助動詞の識別」、理科は暗記の最難関である「ヒト(人体)」、社会は歴史の総復習のスタートとなる「政治・外交史(1)」。どれも「つまずきポイント」が山のように潜んでおり、我が家でも連日、テキストと首っ引きで親子で格闘する1週間となりました。
組分けテストの緊張感から解き放たれたばかりで、疲れもピークに達している中、娘がどのような結果を出してくれたのか。今回は第15回週テスト(Aコース)の結果報告とともに、成績データから見えてきた「各教科の評価」と「これからの夏の飛躍に向けた具体的な課題と対策」を、親が教えるときのわかりやすいワンポイント解説を交えながら整理してみたいと思います。
第15回 週テスト 結果報告 〜全科目偏差値61超え!合計261点の大躍進!〜

まずは今週の驚くべき結果からお伝えします。難単元がこれでもかと詰め込まれたヘビーな第15回テストでしたが、娘はこれまでの努力がすべて結実したかのような、過去最高の素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました!

【4科目得点】 261 / 340点 (4科偏差値:66.4)
- 算数: 91 / 100点 (偏差値 62.2・順位 201 / 3087)
- 国語: 70 / 100点 (偏差値 62.9・順位 224 / 3087)
- 理科: 46 / 70点 (偏差値 61.5・順位 331 / 2936)
- 社会: 54 / 70点 (偏差値 64.3・順位 198 / 2891)
ご覧の通り、すべての教科で偏差値61以上をマークし、4科目総合では偏差値66.4、順位も全体で94位という、Aコースの枠を完全に突き抜けた大躍進を遂げてくれました!
組分けテストで共通問題の高い壁を経験し、一度は「D・E判定」というシビアな現実を突きつけられ、悔しい思いをしたばかりでした。しかし、そこで腐ることなく、気持ちを切り替えて1週間「基本の徹底」に向き合い続けた娘の底力には、親ながら本当に頭が下がる思いです。何より「やればできるんだ!」という確かな手応えと自信を、夏休み直前のこの大事な時期に本人が得られたことは、我が家にとって何物にも代えがたい最大の収穫となりました。
それでは、この輝かしい結果の背景にある各教科の分析と、ここからさらに実力を伸ばしていくための課題について詳しく見ていきましょう。
各教科の評価と「夏休みに向けた課題・対策」
今回の週テストは、単に点数が良かったというだけでなく、各単元の「本質的な理解」がどこまで進んでいるかを確認する上で、非常に実りの多い内容となりました。
🟢 算数:「速さ(2)」〜流水算の応用と図形移動、計算ミスの撲滅へ〜
【評価:得点91点/偏差値62.2】 算数は91点という高得点を叩き出しました!グラフを見ても、5年生の復習テーマである「図形上の点の移動」や「流水算」「通過算」の基礎、そして新出テーマである「動く歩道」「歩幅と歩数」の基本問題はほぼノーミスでクリアできています。
【わかりにくいポイントの攻略法】 今回新しく登場した「動く歩道」や「エスカレーター」の問題は、一見すると複雑で子供たちがパニックになりやすいテーマです。 我が家で教える際に意識したのは、「動く歩道は、川の流れ(流水算)と全く同じだよ」という見立ての紐づけです。「川をボートで下る時は、ボートの速さに川の流れを足すよね。動く歩道も同じで、自分が歩く速さに歩道の動く速さを足せばいいだけなんだよ」と説明したところ、娘は「なんだ、流水算の川が平らになっただけか!」とすんなり納得し、迷いなく立式できるようになりました。 また、「歩幅と歩数」の問題については、「1歩の幅 × 歩数 = 進む速さ」という整理表を必ずフリーハンドで描いてから解くことをルール化しました。これにより、情報の整理が視覚的に行われ、条件の取り違えによる失点を防ぐことができました。

【夏休みに向けた課題】 今回の高得点は素晴らしいですが、落とした問題(9点分)は、問題用紙の余白での「途中の書き出しミス」や、最後の四則演算での「単純な計算ミス」でした。 夏休みの課題は、「どれだけ難しい問題に出会っても、最初の計算と最後の処理で絶対にこぼさない丁寧さ」を身につけることです。せっかく「動く歩道」や「旅人算と比」の高度な見立てが正しくできているのですから、それを確実に点数に結びつけるための「見直しルーチン」を夏の間に確立させていきます。
🔴 国語:詩・短歌・俳句と「助動詞の総復習」〜抽象表現と文法のルール化〜
【評価:得点70点/偏差値62.9】 国語は、小学生が苦手意識を持ちやすい「韻文(詩・短歌・俳句)」と、暗記と識別がややこしい「文法(助動詞)」の二本立てでしたが、偏差値62.9と見事な結果を残しました!漢字やことばの知識は完璧で、日頃の語彙ノートの成果がブレない土台となっています。
【わかりにくいポイントの攻略法】 今回の文法テーマで最もつまずきやすいのが、「ない」の識別問題です。 「本を読まない」の「ない」と、「お金がない」の「ない」の違いを聞かれても、感覚だけで解いていると必ず間違えます。 そこで、我が家では以下の「ぬ」の置き換え魔法のルールを徹底しました。
- 「ない」を「ぬ」に変えてみて、意味が通じれば【助動詞】!(例:「読まない」→「読まぬ」:通じるので助動詞)
- 「ぬ」に変えて意味がおかしくなったら【形容詞】!(例:「お金がない」→「お金がぬ」:おかしいので形容詞) このシンプルな判定システムを教えたことで、娘は文法問題をゲーム感覚で瞬殺できるようになり、今回のテストでも文法分野は満点を取ることができました。

【夏休みに向けた課題】 今後の課題は、「詩や短歌に込められた目に見えない心情や情景を、言葉の端々から精読して抜き出す力」です。 感覚的に「なんとなく寂しそうだから」と答えるのではなく、「どの言葉がその寂しさを表している比喩なのか」を文章中から論理的に特定する練習が必要です。夏休みは、長い文章をじっくりと読み解く時間が取れる絶好のチャンスです。模範解答にある「加点要素(キーワード)」を自分の力で探せるよう、記述の「要素分解」を徹底的にトレーニングしていきます。
🟡 理科:「ヒト」〜消化と循環の完璧な知識整理〜
【評価:得点46点/偏差値61.5】 理科は暗記量が膨大でつまずきやすい「人体」の単元でしたが、46点を確保し、偏差値61.5と大健闘しました!消化器官と消化液(酵素)、血液の循環ルートなど、図解が絡む基本問題をしっかりと得点源にできています。
【わかりにくいポイントの攻略法】 人体の中で、子供たちが必ず一度は混乱するのが、「心臓の図を見ると、右と左が逆になっている問題」です。 図の右側に「左心室」、左側に「右心室」と書かれているのを見て、「なんで右にあるのに左なの!?」と叫ぶのは誰もが通る道。 我が家では、「テキストの図は、ベッドに寝ている患者さんと向かい合っているお医者さんの目線なんだよ」と教えました。「向かい合っているから、あなたの右手が患者さんの左手側になる。だから自分の胸に図を当てはめて考えればいいんだよ」と伝えると、瞬時に納得。心臓の4つの部屋と、肺循環・体循環の血液の旅(動脈血と静脈血の区別)を迷わずに整理できるようになりました。 また、ややこしい消化酵素の暗記(だ液→デンプン、胃液→タンパク質など)は、お風呂の時間などを利用してテンポよく一問一答クイズを繰り返し、体で覚えさせました。

【夏休みに向けた課題】 人体の知識はよく定着していますが、復習テーマとして出題された「物理分野(滑車やてこの計算)」で、一部モーメントのつり合いの処理に甘さが見られました。 理科の夏の対策は、「得意な暗記分野(化学・生物・地学)の回転数をキープして知識の抜けを防ぎつつ、苦手意識の出やすい物理分野(力学・電気)の基本計算を徹底的に解き直して穴を完全に埋めること」です。このバランスを意識した学習プランを実行していきます。
🔵 社会:政治・外交史(1)〜「縦の糸」でつなぐ歴史のストーリー学習〜
【評価:得点54点/偏差値64.3】 社会は、旧石器・縄文時代から鎌倉時代までの政治・外交史の総復習でしたが、54点、偏差値64.3という素晴らしい安定感を見せてくれました!各時代の重要人物や、外国との外交の歴史(遣隋使や日宋貿易など)がしっかりと頭の中で整理されていることがうかがえます。
【わかりにくいポイントの攻略法】 歴史を復習する際、子供たちが最も苦労するのは「時代ごとの横のつながり」と「テーマごとの縦のつながり」が頭の中でごちゃ混ぜになってしまうことです。特に平安時代や鎌倉時代は、誰がその時のトップ(最高権力者)だったのかが分からなくなりがちです。 これを克服するために、我が家では歴史を単なる暗記ではなく「誰がどうやって権力を奪い取ったかという、ドロドロの権力争いゲームのストーリー」として教えました。 「最初は天皇がルールを作っていたけれど、藤原氏が『娘を天皇と結婚させておじいちゃんになる裏技』で政治を乗っ取った(摂関政治)。でも、それを面白く思わない天皇が上皇になって『俺が陰で支配する!』と始めた(院政)。そのボディーガードをしていた武士たちが『あれ?俺たちの方が強いじゃん』と気づいて、平清盛や源頼朝がステージの主役を奪い取ったんだよ」 このように、ストーリーの「バトンタッチの流れ」を自分の言葉で説明できるようにしたことで、並び替え問題や外交史の記述にも動じない強い知識の柱が立ちました。

【夏休みに向けた課題】 歴史の縦の流れは非常によく掴めていますが、今後は「統計データや資料、地図と歴史の知識をリンクさせる問題」への対策が必要です。 夏休みは、歴史全般の知識を再びインプットし直すとともに、地図帳を常に横に置いて、武士の乱が起きた場所や、交易の港の位置を視覚的に確認する「ひと手間」を加えて、知識に奥行きを持たせていきます。
おわりに:天王山の夏に向けて、最強のサポーターである保護者の皆様へ
今回の第15回週テストの結果は、娘にとって「Aコースの基本問題を完璧に仕上げれば、これだけ突き抜けた点数が取れるんだ!」という、この上ない自信を与えてくれるものとなりました。
全科目偏差値61以上、4科目総合で偏差値66.4という数字は、ただの「偶然」ではありません。授業後に先生のところに質問に行き、わからない部分をその日のうちに解決しようとする娘自身の積極的な姿勢の変化と、日々それを見守り、家庭で一緒に基本を整理し続けた、家族の温かい伴走の賜物です。
まずは、この1週間、本当に泥臭く努力し続けたお子様を、お腹いっぱいになるまで褒めちぎってあげてください。親に認められ、褒められた記憶こそが、子供たちを動かす最大の原動力になります。
いよいよ、中学受験における最大の山場であり、天王山と呼ばれる夏休みが始まります。 「夏休みは1日10時間勉強させなきゃ…」「とにかく応用問題をたくさん解かせないと…」と、今からプレッシャーで胃が痛くなるような思いをされている保護者の方も多いかもしれません。

でも、どうか焦らないでください。 夏休みにやるべきことは、難しい応用問題の山に溺れることではありません。これまでの「予習シリーズ」で学んできた「基本中の基本」を徹底的にメンテナンスし、どこを聞かれても瞬時に答えられる「強固な土台」を完成させること、それだけです。
11歳や12歳という、本来なら友達と遊び、のびのびと過ごしているはずの時期に、重たいリュックを背負って塾に通い、大人でも頭を抱えるような難問に立ち向かっている子供たちは、それだけで奇跡のように尊く、素晴らしい存在です。 そんな我が子の挑戦を一番近くで支え、お弁当を作り、プリントを整理し、時にぶつかり、涙を流しながらも笑顔で伴走を続けている保護者の皆様は、間違いなく世界で一番素晴らしいサポーターです。
どうぞ、親御さんご自身も完璧を求めすぎず、たまには美味しいものを食べたり、ゆっくり息を抜く時間を大切にしてください。親の心のゆとりと笑顔こそが、過酷な夏を乗り切るためにお子様が必要とする、何よりのオアシスになります。
夏の飛躍を信じて、焦らず、比べず、一歩ずつ。 今流しているすべての汗と努力は、必ず親子の未来の大きな糧となり、一生の宝物になります。 すべての輝く受験戦士たちと、愛を持って伴走し続ける保護者の皆様に、心からの敬意と熱いエールを送ります。 この夏を、最高のジャンプ台にしていきましょう!明日からも一緒に、笑顔で前を向いて頑張りましょう!




