1年の軌跡
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【四谷大塚6年上 第10回】各教科の分析・優先順位とわかりやすいポイント解説

erimakitopapa
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はじめに 

中学受験を戦う6年生の皆さん、そしてそのサポートに日々奮闘されている保護者の皆様、毎日のお勉強本当にお疲れ様です。 四谷大塚の「予習シリーズ」6年上もいよいよ第10回を迎えました。この時期になると、学習のペースも本格化し、内容も一段と高度になってきます。特にこの第10回は、算数・国語・理科・社会のどの教科をとっても、今後の成績を左右する非常に重たいテーマが揃っています。

「やることが多すぎて終わらない」「どこから手をつければいいのかわからない」と悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。すべてを完璧にこなそうとすると、親子ともに疲弊してしまいます。ここで重要なのは、「やるべきことの優先順位」を明確にし、思い切った取捨選択を行うことです。

本記事では、四谷大塚6年上・第10回の各教科の内容を詳細に分析し、我が家が何に重点を置いて学習したか、また、つまずきやすいポイントをどのようにわかりやすく解説すればよいのかをまとめました。長編となりますが、教科ごとに整理していますので、日々の学習のヒントとしてぜひご活用ください。

算数「割合と比の文章題」〜絶対に落とせないBIG単元〜

■ 第10回の内容分析

算数の第10回は、「割合と比の文章題」です。主な復習テーマとして、分配算、やりとり算、割合の3用法、相当算、濃さ、売買損益、比の性質、倍数算、仕事算、のべ算、ニュートン算が挙げられます。また、新出テーマとして「割合の消去算」「売買損益と比」が登場します。

これらは、4年生・5年生で学んだ特殊算に「割合・比」が絡んでくるという、非常に重要かつ難易度の高い単元です。中学受験の入試問題において、割合や比が絡まない文章題はほぼないと言っても過言ではありません。この第10回の内容を定着させることが、算数の点数を安定させる最大の要因となります。

■ やるべきことの優先順位

1. 予習シリーズ「重要問題チェック」の完全定着(優先度:高) まずは予習シリーズの重要問題に絞って取り組みましょう。ステップアップ演習などの難問は、基礎が固まるまで置いておいて構いません。

2. 基本に立ち返る勇気を持つ(優先度:高) 解けない問題があった場合は、無理に6年生の解説を読み込むのではなく、4・5年生の該当単元や「原田式プリント」などの基本教材に戻ることが一番の近道です。

基礎から積み上げる算数
算数の教え方+受験アドバイス
算数の教え方+受験アドバイス

3. 日々の計算と類題演習(優先度:中) 毎日の計算問題は継続し、コベツバなどの類題を活用して、解法を定着させます。

中学受験コベツバ
中学受験コベツバ
中学受験コベツバ

4. 難問の切り捨て(優先度:低) 例えば、難しいニュートン算などは出題頻度や難易度を考慮し、現在の実力に合わせて「潔く切り捨てる」ことも戦略の一つです。週テストは本番ではありません。取れる問題を確実に取ることが大切です。

■ わかりにくいポイントのわかりやすい解説

割合や比の文章題で子どもが最もつまずきやすいのは、「何が『もとにする量(1)』なのか」を見失うことです。 例えば「相当算」や「売買損益」では、問題文を読んだだけでは頭の中が整理できません。ここで保護者が解説する際に心がけたいのは、「必ず線分図や面積図を描かせること」です。

「AはBの何倍か」という問題なら、Bを1とする線分図を描かせます。売買損益なら、「原価・定価・売値・利益」の関係を一つの図にまとめさせます。 「公式を暗記させる」のではなく、「図を描けば自然と答えが見えてくる」という状態に持っていくことが、最もわかりやすく、かつ本番で使える解説となります。

国語「随筆文(3)記憶と人生・対比の関係」〜読解のシステマティックな理解〜

■ 第10回の内容分析

国語の第10回は、文章テーマが「記憶と人生」、読解テーマが「対比の関係①」です。 「記憶」というテーマは、随筆文であれば筆者の、物語文であれば登場人物の生き方や考え方に大きな意味を持つことが多いです。小学生にとって「人生と記憶」というテーマは少し大人びていて、感情移入しにくい部分があるかもしれません。

また、読解スキルの「対比の関係」では、逆接の言葉(しかし、だが、など)の後に筆者がより強く言いたいことが来ることや、何と何が対立関係にあるのか(例:西洋近代の「個人」と、当時の日本の「家」など)を読み取る練習をします。

■ やるべきことの優先順位

1. 漢字と語彙の定着(優先度:高) 国語の点数に直結するのは、まずは漢字と語彙です。わからない言葉をそのままにせず、単語ノートを作り、意味だけでなく「例文」も一緒に書く習慣をつけましょう。

2. 辞書を引く習慣の徹底(優先度:高) 言葉の意味を親に聞くのではなく、辞書(電子辞書)などを使って自分で調べる習慣をつけさせます。自分で調べた言葉は記憶に残りやすくなります。

3. 基本問題を通じた「対比」の意識づけ(優先度:中) 発展問題よりも、まずは基本問題をしっかりと読み込み、「AとBが対比されている」「逆接の後に筆者の主張がある」という構造を理解させましょう。

■ わかりにくいポイントのわかりやすい解説

「対比」を子どもにわかりやすく説明する際は、「シーソー」をイメージさせると良いでしょう。 「『しかし』という言葉は、シーソーの真ん中にある支点のようなものだよ。前にある言葉と、後ろにある言葉が反対の意味を持っていて、筆者は必ず後ろの言葉(自分が主張したい方)に重い体重をかけているんだよ」と伝えます。

また、語彙力が不足していると、そもそも何が対比されているのかすら読み取れません。日々の生活の中で、子どもが知らない言葉が出てきたら、辞書(電子辞書)で調べさせ、「その言葉を使って一つ短い文を作ってみて」とゲーム感覚で取り組むと、語彙力が飛躍的に向上します。

理科「動物」〜膨大な暗記量をいかに効率よくこなすか〜

■ 第10回の内容分析

理科の第10回は「動物」です。 無セキツイ動物(昆虫のからだや育ち方、節足動物など)、セキツイ動物(魚類、両生類、ハチュウ類、鳥類、ホニュウ類の違い)、そして動物と環境(食物連鎖、適応、ベルクマンの法則やアレンの法則など)と、非常にボリュームのある単元です。また、実験器具としてガラスを使った器具(フラスコなど)の扱い方も含まれます。

■ やるべきことの優先順位

1. 全体像の把握(インプット)(優先度:高) 予習シリーズは情報量が非常に多いため、いきなり読み始めると子どもは圧倒されてしまいます。全体像が把握しにくい場合は、『のびーる理科』などの学習漫画や、『できる子図鑑』などで、動物の分類の大きな枠組み(全体像)を掴ませることが最優先です。

2. 一問一答による高速アウトプット(優先度:高) インプットが終わったら、次はアウトプットに移ります。『まるっとチェック理科』などの一問一答を使い、親が問題を出し、子どもが口頭で答えるという「高速周回」を行いましょう。

3. 演習問題集での実践演習(優先度:中) 一問一答で基礎知識が定着したら、演習問題集の基本問題・練習問題に取り組みます。間違えた問題は必ず印をつけ、みなおしノートを作成し、日を変えて再度解き直すことが重要です。

■ わかりにくいポイントのわかりやすい解説

動物の分類は、ただの丸暗記になりがちで、子どもが苦痛を感じやすい分野です。ここでわかりやすく解説するコツは、「なぜそうなっているのか(理由)」を添えてあげることです。

例えば、昆虫のからだが「頭・胸・腹」に分かれていて、足が「胸」から生えていること。これをただ覚えるのではなく、「胸には筋肉がたくさん詰まっていて、動くためのモーターの役割をしているんだよ。だから、足も羽も全部『胸』から生えているんだね」と説明してあげます。

また、ホニュウ類の「ベルクマンの法則(寒い地域の動物ほど体が大きい)」なども、「からだが大きい方が、熱を逃がしにくいから、寒いところでも生きていけるんだよ」と、環境への適応というストーリーを持たせて解説すると、記憶に深く定着します。

社会「世界のすがた 人々のくらしと宗教」〜地図と名前をリンクさせる〜

■ 第10回の内容分析

社会の第10回は「世界のすがた」です。 世界地図の見方、日本と関係の深い国々(世界最大の面積を持つロシアや、アラビア半島のサウジアラビアなど)、世界のおもな宗教(キリスト教、イスラム教、仏教)、そして地球の環境問題(カーボンニュートラルや持続可能な社会・SDGsなど)について学びます。

■ やるべきことの優先順位

1. 予習シリーズでのインプットと口頭チェック(優先度:高) まずは予習ナビや予習シリーズを使って、小さなパートごとに区切りながら読み進めます。読んだ直後に「世界で一番面積が大きい国は?」などと親が質問し、口頭で答えさせます。

2. 「まとめてみよう!」で漢字の確認(優先度:高) 社会は入試本番では漢字で書けなければ得点になりません。演習問題集の「まとめてみよう!」を使って、正確な漢字で書けるかを確認します。

3. 隙間時間を使った一問一答の反復(優先度:中) 車の中での移動時間などを活用し、『まるっとチェック社会』を使って回転数を稼ぎます。社会の暗記は「時間をおいた繰り返し」が命です。

■ わかりにくいポイントのわかりやすい解説

世界の国々や宗教は、小学生にとっては身近ではなく、なかなかイメージが湧きにくいものです。 これをわかりやすくするためには、「必ず地図とセットで覚える」ことを徹底してください。例えば「サウジアラビアはイスラム教の聖地がある」と文字だけで覚えるのではなく、地球儀や地図帳を開き、「ここがサウジアラビアだよ。砂漠が広がっていて、石油がたくさんとれるんだ。そしてここが聖地メッカだよ」と、視覚情報と結びつけます。

また、環境問題については、ニュース番組などを一緒に見ながら、「カーボンニュートラルっていうのは、出す二酸化炭素と吸収する二酸化炭素を同じにして、プラスマイナスゼロにしようっていう考え方なんだよ」と、日常会話の中で解説してあげると、生きた知識として身につきます。

おわりに

ここまで、四谷大塚6年上・第10回の学習戦略と、各教科の優先順位、そしてわかりやすい解説のポイントについてお話ししてきました。あくまでも我が家での戦略を記事にしたものですので、それそぞれのご家庭にあったやり方を見つけていただければと思います。

6年生のこの時期は、やるべきことが山のようになり、「あれもやっていない」「これもできていない」と、親も子も焦りや不安を感じやすい時期です。学校行事などで時間が減り、学習のルーティンが乱れてしまうこともあるでしょう。

しかし、どうか安心してください。すべての問題を完璧にこなせる受験生などいません。 大切なのは、「今の我が子にとって、何が一番重要か」を見極め、優先順位をつけることです。算数なら基礎問題の徹底、国語なら漢字と語彙、理科・社会なら全体像の把握と口頭での高速アウトプット。これらを軸に、限られた時間を最大限に有効活用してください。

子どもは、親が思っている以上にプレッシャーを感じながら、日々机に向かっています。時に反発したり、集中できなかったりすることもあるでしょう。そんな時は、伴走者である保護者の皆様が、大きく深呼吸をして、子どもを信じて見守ってあげてください。 「間違えてもいいんだよ。テストは自分の弱点を見つけるためのツールだからね。見直しをして次に活かせば大成功だよ」と声をかけてあげてください。

失敗から得られるものは、成功から得られるものよりもはるかに大きいです。復習と見直しを繰り返すことで、確実に実力はついていきます。

どこの中学校にご縁があるかは、これからの積み重ねで決まります。 満開の桜の下、真新しい制服に身を包み、希望に満ちた笑顔で入学式を迎えるお子様の姿を想像してみてください。その輝かしい未来のために、今流している汗と涙は、決して無駄にはなりません。 未来はこれまでではなく、これから決まります。

すべての受験戦士たち、そしてその一番の味方である保護者の皆様に、心からのエールを送ります。幸あれ! 明日からも一緒に頑張りましょう!

あとがき

初めの頃はやることはいっぱいだし、やり方はわからないしで大変でした。それでも、週テストにはある程度の完成度で送り出したかったので、四谷大塚の授業、個別の授業を最大限活用しながら、家でやることをリストアップして、優先順位をつけてこなすようにしていました。

色々と学校の行事などで時間が減ると、やれることも減るのでルートインが乱れるのですが、それでも計算とか漢字は必ずやって、予習ナビは理科社会を優先で次に国語とやっていきました。週テストの算数は時間がない時は、私が問題をセレクトして典型必須問題のみ矢るようにしていました。

aクラスの問題だと偏差値50くらいで共通だと偏差値40くらいなので、aクラスの全体の位置的には偏差値30〜50くらいだと思います。まずはここを越えられるだけの実力をつけていくのが目標ですね。

一つ一つ、週テストの範囲を固めていくことで実力は上がっていくはずなので、まずは毎週毎週をしっかりこなしていくことが重要だと感じました。

続・あとがき

早いものであっという間に受験終了から2ヶ月が過ぎてしまった。私は今も記事を書いている。さて、今年中に記事は書き終わるのか。いずれにせよ、あと少しで入学式の時期が来る。我が家も数日後に入学式で、私は仕事を休みにして参加予定なのだがスーツを普段着ないので、まず服が入るのか問題から始まったりする。あとはシャツがない。ネクタイとかあるのだが、白いシャツは昔の黄ばんだシャツしかない。ほとんど着なくても色変わるみたいだ。10年以上来てなかったからな。

桜も満開を迎え、入学式まで持つのかというのは例年通りだ。今年は雨が激しく降ったので、散り始めているところも出ているらしい。桜もあればあったで良いが、1番は天気かもしれない。天気が良い方が気分的にも良い。

中学の入学式、望むと望まざるとに関わらず入学式はやってくる。第一志望の合格したもの。第一志望には届かなったが、希望の学校に入学できるもの。挑戦虚しく希望の学校にはいけなかったが、中学入学を迎えるもの。いろいろな入学生がいる。共通しているのは、未来はこれからで決まるということだ。今までではない。これからである。

どこで何をするかをこれからとするのであれば、どこでを選ぶ時期はもう終わった。だから、これから何をするかだ。中学受験を体験したものであれば、結果はどうあれ、得られるものがあったはずだ。悪いことばかりではなく、良いこともあったはずである。重要なのは、経験を次に活かすこと。

勉強でも復習が大事とはどの塾でも、先生でも言っているはずだ。復讐なんてしなくて良いなんて言っている先生がいるのなら、どのように実力をつけていくのかご教授していただきたい。復習、見直しは次に活かすという点でとても重要である。特に失敗から得られるものは大きい。

とはいえ、結果を望む勝負である以上、最高の結果を目指すべきだろう。これから受験に向かう人たちは今できることをしっかりと積み重ねていっている最中だと思う。来年のこの時期をどのような気持ちで迎えるかは、これから次第だ。

そして、今一度、全ての受験戦士たちに幸あれ

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自己紹介
とぱぷー
とぱぷー
受験サポーター 医師
中学受験経験者 医師 得意科目:算数
中学受験を1年間併走し、結果は受験校6校中5校を合格。
合格率約85%の受験サポーターとして、受験の記録およびノウハウを発信している。
名前の由来は旅行用ネックピローと某ランドのキャラ帽子による。
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