【2025組分け】 6年上 第9回(総合回)テスト結果 【共通】
初めての組分けテスト

四谷大塚の6年上第9回は総合回となっており、SクラスからAクラスまでの四谷大塚系列全員が共通のテスト問題を解く形式です。出題範囲はこれまでの全範囲に及びますが、重点としては直近3回分(第6回〜第8回)から6割から7割程度が出題されます。
我が家は第8回からの入塾であったため、第6回と第7回の範囲はほぼ初見に近く、1週間で3回分を復習するという非常に厳しい条件での挑戦となりました。それでも娘は限られた時間の中で、やれるだけの努力をして頑張りました。
今回のテストは母集団が変わるため、当然これまでのAクラスのみの評価よりも厳しい結果になることが想定されます。しかし、ここで提示される偏差値が絶対的に正しいわけではなく、現状の立ち位置と「足りないところ」を把握するための情報にすぎません。足りない部分があれば足し、差があれば追いつけば良いだけのことです。戦略のアップデートです。
偏差値を正しく使おう
今回叩き出した4科目の偏差値は「39.7」でした。この数字だけを見ると「この偏差値で中学受験大丈夫なのか?」と不安になるかもしれませんが、偏差値とは絶対的な評価ではなく、「ある特定の母集団における相対的な順位」を示すまやかしのようなものです。
四谷大塚グループの受験生という現在の母集団に、他塾の御三家志望層などが加われば、この偏差値はさらに下がることでしょう。また、すべての学校が同じ日に同じ問題で入試を行い、成績順に合格者を決める方式であれば、今回の偏差値で入れる学校の目安はつきます。しかし現実の中学受験は、学校ごとに受験日も問題傾向も全く異なり、何より難関校・上位校・中堅校で受験する母集団が大きく分かれます。本番の入試傾向と全く異なる模試での点数が、志望校に対する正しい合格可能性を示すわけではありません。
とはいえ、今回の数字が無意味なわけではなく、四谷大塚の集団の中で「下から2割、上から8割」という現在地を教えてくれる目安にはなります。大切なのは、テストの結果で一喜一憂しても構いませんが、良くても慢心せず、悪くても諦めずに「どちらにしても歩みを止めないこと」です。

6年上第9回 組分けテスト 結果発表


現状の実力を真摯に受け止め、これからの課題を整理していきます。各教科の成績と、重点的に見直すべきポイントは以下の通りです。
算数(偏差値:32.6)

結果は非常に厳しかったですが、中学受験において算数はアドバンテージを取れる最大の武器であるため、ここから重点的に実力をつけていきます。今はまだ「やっていないからできない」状態に過ぎません。
【重点見直しポイント】
- 基礎〜標準問題の徹底的な固め直し:計算問題(工夫して解く問題)や、速さ・平面図形・水槽問題といった基礎的な1行問題での失点が目立つため、見直しが必須です。また、場合の数、つるかめ算(同数をセットにする考え方)、書き出し問題といった標準レベルの問題も、一度解き方を理解して類題を繰り返し解いて固める必要があります。
- 典型的な解法の定着:速さの文章題(すれ違うまでの時間を利用するダイアグラム問題)や、基礎的な相似の問題は手も足も出ない状態でしたが、これらは典型問題であるため、解法をしっかり理解して解けるようにしなければなりません。
- 難問・発展問題への対応(現在は見送り):大問8の場合の数(誘導型の小問)などは時間的にも難易度的にも高いため、現時点では「捨て問題」と割り切ります。いずれ小問(1)くらいは取れるようにしたいですが、今は基礎固めを優先します。
- 今後の対策:第6回〜第8回の範囲(速さや相似など)は今後のテストでも必ず再び出題されるため、そのタイミングで一気に固められるように準備を進めます。
国語(偏差値:51.0)

4科目の中で最も偏差値が高く、文章を読む力はある程度身についており、まずまず戦えている印象です。物語文・論説文ともに抜き出し問題や記述問題での正解が見られ、大崩れはしていません。
【重点見直しポイント】
- 圧倒的な語彙力の強化:漢字問題は満点と素晴らしかった一方で、基礎的な語彙問題(穴埋め、体の一部を使った慣用句、ことわざ)での失点が目立ちます。語彙が足りないために文章の理解度が落ちる場面もあるため、ここを安定して得点できるようにすることが国語の成績安定に直結します。
- 論説文の構造理解:論説文において、接続詞の選択問題で4問中3問を間違えており、文章の論理展開を正確に追えていない課題が浮き彫りになりました。当面は漢字と語彙の積み重ねを最優先としつつ、文章を読み解く訓練が必要です。
理科(偏差値:49.7)

平均に近い偏差値を出し、だいぶ頑張った結果となりました。分野ごとの得意・不得意が明確になったため、できたところとできなかったところを整理します。
【重点見直しポイント】
- 知識問題の確実な定着:各単元の基礎的な選択問題や、アルコールランプ・ガスバーナーの扱いといった知識系の問題での失点がありました。これらは暗記すれば確実に取れる問題であるため、確実に見直す必要があります。
- 計算問題の優先度低下:星の位置の計算問題、音の速さの計算問題、速さの概念が複合された光の鏡の応用問題などは、難易度が高く全体の正答率も低かったです。これら複雑な計算問題については、今はまだ解けなくても良しとし、基礎知識の定着を優先します。
社会(偏差値:36.7)

公民分野が多く出題され、学習が間に合わなかったことが結果に直結しました。しかし、効率の良い暗記を進めればすぐに追いつける科目です。
【重点見直しポイント】
- 直近の学習範囲と公民分野の復習:都道府県知事、リコール、三権分立、少子高齢化(直近の学習範囲)といった問題で多くの失点がありました。特に三権分立は18問中12問を間違えており、正答率が低かったとしても見直しが必須です。
- 歴史分野の再確認:近代史の問題では、以前通っていたenaでの学習の貯金が活きて健闘したものの、やはり一度全体を確認し直す必要があることがわかりました。
あとがき

今後のクラス分けは、負荷のかからないAクラスが最適解です。実力に見合わないクラスに上がっても学習効率が落ちるだけであり、まずはAクラスでしっかりと実力を蓄えていきます。 課題は山積みですが、焦らず効率よく進めなければなりません。
まずは私の得意科目であり教えることもできる「算数」を最優先し、特殊算や図形を週テストの範囲に合わせて基礎から固めていきます。予習テキストが難しすぎる場合は、「原田のプリント」を活用して基礎に立ち返ります。

理科と社会も週テストの範囲に合わせて見直しを行い、手が回らない部分は夏休みに対応できるように準備しておきます。 親(サポーター)は受験生本人よりも忙しくて当たり前です。無駄になることが多くても、一つでも役に立てばという思いでしっかり準備を進めていきます。模試の点数に一喜一憂せず、あくまで「弱点を教えてくれるツール」として最後まで割り切って活用していく方針です。
続・あとがき
はい。ということで続あとです。こんな感じで初めていこうと今決めました。いやあ、この頃の模試の点数見ると割と絶望的でもあるんですよね。よく、私も諦めなかったものだ。
でもね、ある意味、まだやってないからできないのであって、ちゃんとやり方さえ間違えなければ、やればできると思っていた時期でもあったわけですよ。
今見返すとこの時期の模試は共通とはいえ、結構簡単な気もしますね。これが、12月ごろの受験生ならおそらく平均点は4科目で50点は軽く上がりそうな気もするよね。そのくらいに、この半年は成長するんだなと思った。みんなも実力を上げる中、偏差値を上げるのは至難だと思うわけだが、やるのよ。すごいと思うよ。本当に。
こういう奇跡?私からすると軌跡でしかないのだけど、一例報告として書いたとして、害悪になることがあるのは重々承知していて、そんなこと言っていたら情報なんて一つも発信できないわけですよ。
ただね、みんながみんな、この点数から挑戦できるかと言われると人によるとしかいえないわけで、こうすればいいよなんてことは一つもない。でも、特殊な例なのかもしれないけど、一例報告は特殊であれば価値も出るのよ。
Xの方でも何度も書いているが、単なる1例報告に過ぎない。n=1で全てを語ろうとは思ってないのよ。そもそも、戦い方はそれぞれあるわけで中学受験を知った風な感じで、語る気もない。大体、語れる人間なんて存在はしない。自分の経験でしか人は話せないのだから。
だから、読み手はいろいろな情報を自分の中で整理して、自分に合った戦い方を見つけてほしい。決して流されず、自分の子供にあった方法を探してほしい。そこにこの記事が役に立てれば嬉しいなと思うだけである。
すべての受験戦士たちに幸あれ




