【学びの王道③】親の役割はここにある。小学生のやる気を支える「環境の整備とサポート体制」
娘の偏差値40からのGiant Killingを目指した中学受験伴走を通じて確信した「学びの王道」。
「①目標までの最短の道のり」、「②効率的な戦略」と続いて、今回は最後にして最大の鍵となる、「学びの王道③:環境の整備(モチベーション管理とサポート体制)」についてお話しします。

中学受験はよく「親子の受験」と言われます。主役はあくまで子ども自身ですが、親は監督や監視者ではなく、共に走る「伴走者」として、子どもが実力を100%発揮できる環境を整えてあげることが何よりも重要です。
モチベーション管理は「スモールステップ」と「小さな成功体験」から
小学生の子どもが、数ヶ月先、あるいは数年先の入試本番を見据えて、高いモチベーションを自ら維持し続けるのは至難の業です。

そこで有効なのが、「スモールステップ」から始めることです。
いきなり「志望校の過去問で合格点を取る」といった高すぎ目標ではなく、「今日はこのプリントを終わらせる」「今週の小テストで満点を取る」といった、手の届く小さな目標を設定してあげましょう。
そして、その目標をクリアするたびに「小さな成功体験」を積み重ねていくことが大切です。
『ビリギャル』の坪田先生の指導でも実践されていたように、小さな「できた!」という喜びが「やればできる」という自己効力感を生み、それが次に向かうための最強のエンジンになります。
結果が出ない時こそ、過程を認めて「次へ活かす」サポートを
受験勉強を続けていれば、塾のテストや公開模試で思うような結果が出ないことは何度もあります。実は、そんな時こそ親のサポート力が最も試される場面です。

点数や偏差値だけを見て一喜一憂し、「どうしてこんな点数なの!」「もっと勉強しなさい!」と叱ってしまうのはNGです。成績が上がらないのは、子どもが怠けているからではなく、頑張っているのに上手くいかなくて本人が一番苦しんでいる状態なのです。

まずは、「毎日遅くまで、よく頑張って勉強していたよね」と、そこまでの努力や過程をしっかりと認めてあげましょう。
その上で、「どこで計算ミスをしちゃったのかな?」「次はどう工夫すれば解けるようになると思う?」と、失敗を次に活かすための前向きな分析を親子で一緒に行うことが、子どもの心を支え、次への意欲を引き出します。家庭が「失敗しても次に向けて頑張れる安心できる場所」であることが大切です。

「日々のサポート」と「進捗・教材管理」が効率化を生む
精神面のサポートだけでなく、物理的なサポート体制の構築も「環境の整備」の重要な柱です。

夜遅くまでの塾の送迎や、温かいお弁当作りといった日々の生活面のサポート。それに加えて、膨大な塾のプリントや教材の整理、そして学習スケジュールの進捗管理も親の必須タスクになってきます。
小学生の子どもに、どの科目のどのテキストをいつやるべきか、すべてを自己管理させるのは不可能です。親がスケジュールや教材の道筋を整え、子どもが「ただ目の前の勉強すること」だけに集中できる環境を作ってあげること。

これは親にとってなかなか大変で根気のいる作業ではありますが、限られた時間の中で効率的に受験勉強を進めていくためには絶対に欠かせない役割だと確信しています。
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最後に:毎日奮闘する受験生と保護者の皆様へ
毎日遅くまで塾で頑張り、難しい問題と格闘し続ける受験生たち。
そして、子どものために教材の整理やスケジュールの進捗管理、日々の送迎やお弁当作りに奔走し、時には子どものメンタルケアに悩みながらも伴走を続けている保護者の皆様。
本当に、毎日お疲れ様です。
中学受験は、親も子も葛藤の連続で、決して平坦な道のりではありません。しかし、親子の対話を深め、「合格」という共通の目標に向かって一緒に悩み、励まし合い、寄り添って乗り越えたこの濃密な時間は、お子様にとってもご家族にとっても、必ずや一生の宝物(財産)になります。
どうか焦らず、お子様の無限の可能性を信じて、伴走者としての役割を大切にしていきましょう。
皆様の毎日の努力が、最高の春につながることを心から応援しています!


