東洋英和女学院 A日程 2月2日
ついに本命チャレンジ校
昨日のカリタス女子の合格で少し心に余裕ができた。少なくとも私学には通わせてあげられる。
今日はこの1年間、目標にしてきた学校の受験だ。ちょうど一年前くらいになるだろうか、勉強しないし出来なくなっている娘に、中学受験をさせようと思ったのは。

本当は、海外の学校に行かせることを考えていた。私自身、中学受験をして医師になっているのだが、今の時代の人生設計がよくわからない。とりあえず英語は喋れるといいよねということぐらいで、まだ小学生の娘の将来にとって何が良いことなのかは全然わからない。
しかし、娘が海外は嫌だというので、それならせめて中学受験はやろうかと話した。合格が目的ではない。なんなら私学に受かったからといってゴールではない。私が求めているのは、地道に積み重ねていくことだ。正直勉強でなくてもよかった。何か習い事でも、なんでもいいから積み重ねることの重要性をわかってほしかった。
今まで色々な習い事をさせてきた。親がやらせたいものもあったろう、自分でやりたいと言ったものもあったろう。どれひとつとして続かなかった。それが一番私の中では嫌だった。
手軽に手に入る楽しみで満足して欲しくなかった。だから中学受験のメリットを説明した。当然、デメリットも。よほど海外に行きたくなかったのか、私の話を理解したのかわからないが、娘は中学受験を選んだ。
あれから一年。しっかり積み重ねてきた。今日はその成果を発揮する時だ。
成功でも失敗でもいい、全力でぶつかって得られる経験をしてほしかった。
でもどうせなら、成功体験で終わって欲しい。そう願っている。
東洋英和女学院の過去問
過去問の点数を下に示す。実際には2015年から解いているので、約10年分を解き終わっているのだが、metasは5年分ぐらいしか記録できないためピックアップして示している。過去問を解き始めたのは、9月からで12月の中頃までいろいろな学校の過去問を解いていた。ここには合格者最低点を超えている年が多いが、実際には50%くらいしか超えていない。










10年分のAとBを解いて、全然点数が足りない時も多い。それでも、ここまでできるようになったというのは評価したい。
総じて五分五分か割が悪いくらいかもしれない。しかし、この過去問を解いていたのは9月から11月。最後の方は、塾の先生がもう過去問やらなくていいから見直しをやってくれと言われた。以前にも話したが、この過去問演習をやっていた頃とは実力が違う。1月に入ってから模試はないので数字では表せないが、かなり伸びている。隣で見続けてきたからわかる。
それでも、おそらく五分五分くらいだろう。あとは出題される問題と受験者の集団との兼ね合いだと思う。こればっかりは縁だと思っている。
当日の朝
いつも通り、娘を起こす。体調は問題なさそうだ。
相変わらず朝は弱い。結局、朝方の生活には出来なかった。それでも、流石に試験当日だけあって早くに起こしたら起きた。朝ごはんを食べ、私は神棚と仏壇に手を合わせる。準備を整えて、みんなで出発する。さぁ行こうか。
早めに到着する。まだ受付まで時間があるため、近くのスターバックスでお茶をする。
スターバックス コーヒー 麻布十番店

周りには似たような親子が1、2組見えた。みんないい顔つきをしている。積み重ねてきたのだろう。娘は暖かいお茶を飲み、音楽を聴いている。やや緊張しているようにも見える。流石に本命本番は緊張するか。入学試験もこれで6回目、慣れてはきていると思うけど、想いの強さの差だろうか。
東洋英和女学院 中等部

そろそろ時間にあり、会場へむかう。都内の学校は坂が多いところが多い。いつも通り、道に立ってくれている職員や保護者の方に挨拶する。娘の声がやや小さいか。手を握る、やはり少し冷たいくらいだ。緊張しているのだろう。ここまで、あまり緊張の様子を見せなかったから、この娘でも緊張することもあるのだと思った。

緊張してる?

いや、緊張してないよ
まぁそういうことにしておこう。
正門をくぐり、在校生の方が出迎えてくれる。ごきげんようと声をかけられる。そうだった。ここの挨拶はそうだった。それでも私はおはようございます。と返して校舎に入る。なれない挨拶はできない。

計算しっかり。記述は何か書く。選択肢はわからなかったら「イ」だよと
いつも通り、道すがら話をした。娘もわかっているという顔をする。受験票を確認し、娘を送り出す。
とりあえず、万全な状態で送り出せる。そのことだけでもありがたかった。楽しんでおいてと送り出し、娘の背中を見送る。やはり振り返らない。それでいい。全てをぶつけてこい。この1年間積み重ねたこと。怒ったこと、悲しかったこと、嬉しかったこと全てぶつけておいてこい。そう心で背中を押してやる。
恒例の待機時間の過ごし方
東洋英和はまだ面接がある。受験生のみだが、面接がある。
保護者は講堂で本日の流れの説明を受ける。試験の説明、面接の説明、終了時の受験生との合流のしかた。外に出てもいいが、何時までには戻ってきてください。とか、何時に本日の答案を配布します。など色々な説明を受ける。
一通り説明を受けた後、いつも通り外に出て散策する。昨日は山登りで苦行して合格をもらえたから、今日も山登りするか。などと冗談を言いながら、妻と六本木を散策する。時間が早いため、空いているお店はあまりない。先ほどいたスタバでもいいが、せっかくだから他のお店も見てみたい。
一見喫茶店で空いているところがあったので、入ってみると会員制だった。さすが六本木だ。
しばらくすると、明らかに会員制ではないコーヒーショップを見つける。なぜ、そう思うのかというと外国人が多かったのである。特に含むところはない。空いている席を見つけお店に入る。
STREAMER COFFEE COMPANY AZABU-JUBAN

さすが六本木。多国籍だなぁと思いながら、カウンターでコーヒーを注文。店員さんも外国の方だった。あれ、なんだったら日本人はうちらくらい・・。まぁ、気にしないけど。
カリタス女子の時も書いたかもしれないが、コーヒーはよく飲む。このお店はすごく豆の特徴が出ていて、焙煎の感じとハンドドリップがマッチしているようで美味しい。そもそもメニューもこだわっているのが分かるようなメニューだ。落ち着いた空間で妻と二人でゆったりしながら、テストどうかね?とか話す。まぁ、でもカリタス女子の合格いただいているから、私はもうそれで満足だよとか話しながら、のんびりコーヒータイム。娘は1年間よく頑張ったねとか、中学受験やってよかったかなとか、気持ち的には私はもう終わったような感じがして安心していた。
お店を探すのに時間かかったせいか、説明の時間があったせいか、割とすぐに戻る時間になり東洋英和女学院の講堂に戻ることに。
講堂での待機、再び

講堂に戻ると割と多くの保護者の方がいた。ずっと待っていた人の方が多いのかな。
しばらく待っていると、教頭先生が試験がただいま終わりましたと告げる。この教頭先生が広報の先頭に立っている感じだ。ここから順番に、面接になるとのこと。本日の受験者数などのお話もあった。
面接が終わった受験生は在校生が合流の場所まで案内してくれるようで、その際に受験番号がアナウンスされるから迎えに来るようにとのことだ。カリタスの時は在校生がプラカードを持って先導してくれた。東洋英和女学院は一人ひとり送り届けてくれるらしい。より丁寧な感じがする。まぁ、一度に迎えにいくと混乱するからなのはどちらも同じだと思うが。
娘は面接初めの方は嫌だと言ったらしく、受付開始から少し時間をおいて申し込みしたらしく、受験番号は割と後ろの番号だった。
A日程の試験問題配布
待っている間に、本日の試験問題が配られる。妻が取りに行ってくれた。渡してくれてもらってくる。。私に渡してくれる。よし問題を確認しよう。算数国語は例年通り。算数はどうかな、やや苦手な範囲も出てるけど、今の娘なら解き切れるか。理科と社会を確認する。理科も苦手範囲が多めかな。なんとか頑張って欲しいところだ。全体的にみて、例年通りなのでA日程のラインは6~7割くらいだろう。やや娘には不利な感じもする問題だった。少し嫌な予感はした。
面接が終わり合流する
順番に面接終わった番号がアナウンスされる。12個の教室で面接を行っているようで、進み具合はまちまちだ。それでも1時間過ぎたくらいで娘の番号が呼ばれた。終わったらしい。妻と迎えにいく。
娘が出てきた。在校生に連れられている。表情はややにやけているか。うん?にやけている?
合流しての声かけはいつも通り

疲れた?お腹すいた?

疲れたよ。面接待ち時間長かった。お腹すいた。
なんとなく、テンションが高い気もした。ちょっといつもの感じではない。本命の試験後で興奮しているのか。どちらかというと浮き足立っている感じだ。
とりあえず、校舎を出てお昼の店へ向かう。お昼は予約はしていないが、リサーチ済みである。向かう途中、娘が国語頑張れた。全部埋めたよと嬉しそうに言っていた。全体的に手応えがあったようだ。
でも私は知っている。こういう時はあまり良くない感じが多かった。みんなも同じように手応えを感じているか、思ったほど点が取れていない時が多かった気がする。それでも、お疲れ様、頑張れたのかすごいじゃんと褒めておく。
Atrevio

お昼はランチのラストオーダーが後1時間と言われたが、目的のお店に入ることができた。
バーガーなどのランチメニューがあったが、私は連日の疲れと外食であまり食欲がなく、セットではなくアラカルトを少しずつ摘んだ。生ハムがしっかりとメニューに載っていて、とても美味しかった。
ここで一つ、試験が連戦になると外食が多くなるかもしれないが、後半で胃もたれしてくることがあるので注意だ。家に帰ってから食べるのがいいのだろうが、時間的に食べて帰るということになることもあると思う。食べるものによるところもあると思うが、注意が必要だと思う。
なんとか食べ終わり、お店を出て家に帰る。ちなみに生ハムも本格的でとても美味しかった。料理もよくできていて夜とかにお酒をもらいながらつまむのがおすすめだと思う。東洋英和女学院に合格して通うようになれば、そういう機会もあるかもしれない。
帰宅後、少し答え合わせ
家に帰って、娘は休憩。私は少し気になったので、答え合わせをしてみた。やっぱり、そんなに取れてはいない気がする。5〜6割いくかどうかな感じだ。まぁ合格は相対的なものだから、結果が出るまではわからない。
今日の結果で明日以降どうするかということもあるけど、一旦みんな休憩した。その後、夕食を食べてお風呂に入る。
そうこうしていると結果発表の時間になる。
東洋英和女学院 A日程 合格発表
娘に結果を確認させる。
まぁ、一つ合格もらっているから気にせずみてみようと声をかける。昨日の合格発表よりは短いが、なかなか押せないでいた。
そして、ついに押してみる。
画面にグレーのバーが出る。今までの桜ではなかった。
不合格
写真がないのは、察していただこう。そんな精神状態ではなかったのだ。私がというよりは娘のメンタルを気をつけて見ていたためである。
娘は最初落ち込む感じで、ダメだったかという顔をしていたが、しばらくして涙が溢れて、大泣きした。というか泣き崩れた。こちらも想定はしていたが、少しびっくりだった。
正直、初めてみた。この涙は何の涙なんだろう。悔し涙か、悲し涙か。いずれにせよ1年間しっかり頑張った。それでも届かなかった。手応えはあったのにダメだった。何でだよという気持ちだろう。私も妻も、娘が泣き止むまで抱きしめ続けた。
数十分くらいだろうか。少し落ち着いて泣き止んだ。
こういう時になんて声をかけたらいいのだろう。泣いている娘の姿を見ると、とても苦しい気持ちになる。それでも、受験はまだ続く。前を向かせないといけない。
一応、四谷大塚の先生に連絡する。娘が電話するのは難しい状態だったので、妻がFAXを送る。程なくして電話がかかってくる。妻が出る。
娘に変わる。娘は声にならない。先生はそっかダメだったか。辛いな、と寄り添ってくれている。娘が泣き止むまで待っていてくれる。それでも明日もある。まだ明日があるから、あ明日に向けて準備をしていこうと声をかけてくれる。
私もそう思う。娘が泣き止むのを見て、前を向かせようと試みる。

まだ明日がある。リベンジしよう!手応えがあったのなら、もう少しだったはず。B日程できっちり取りに行こう。
娘も頷いていた。そして

明日あるから、もう寝てくる。
と明日の準備を始めた。よし、まだ心は折れていない。今日はゆっくり寝て、また頑張ろう。もはやこのタイミングでやるべき教材は全く思いつかない。ただA日程で出た理科と社会の範囲はもう出ないと思うから、予想される出題範囲の見直しを用意しておく。明日の朝にでもサラッと目を通してもらおう。A日程は娘の苦手なところが多かったように思う。だからB日程は得意なところが出てほしい。受験者層が変わるし、平均点も上がるが頑張るしかない。
私も明日に備えて早く寝ることにした。娘の涙を見たせいか、ザワザワして寝付けなかった。娘の泣く姿を見て動揺しない親がいるだろうか。それでも、流石に疲れもあったようで気がついたら眠りに落ちていた。
さぁ、明日は東洋英和女学院の最終日。きっちりリベンジするぞ。
後日談
東洋英和の総括はA・Bまとめてすることにしよう。
あとがき
正直、ここですんなり受かってくれたら楽ではあった。また、世界線が変わってしまうけれども、それはそれで良かったのかもとも思う。はじめに書いたが、私的には通えるところで行きたいところならどこでも良いと思っていた。でも、実際に不合格で泣いている娘を見ると、何とか合格させてやりたいと思った。
私のサポートが至らなかったのだろうとも思った。娘に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。あんなに多くの時間頑張ったのに、もっと効率の良い方法があったんじゃないか。後悔でいっぱいだった。さすがに受験しない方がよかったとは思わない。なぜなら、試験前の状況で中学受験を目指した目的は達しているのだから。だから、問題はないはずなんだけど、やっぱり届かせられなかった不甲斐なさが残る。
A日程の問題について、少し話すと理科が出題方式は例年通りなのだが、題材がちょっとトリッキーな気がした。社会も少し今までとは違う感じだった。あとは算数が思ったほど取れていなかったのが敗因だろう。算数で平均より10点以上取れると楽だったと思う。もしかして、少し出題形式変えてきたのかと不安にもなった。娘は東洋英和女学院の過去問A・B10年分近くこなしている。20年分弱やっていると思う。微妙に形式が変わっていた年もあった。難易度がやや高めな年もあった。いつも通りの過去問形式なら、東洋英和特化型に仕上げた娘なら届くはずだ。とか、色々と考察が巡る。Aの問題がちょっと嫌な感じだったのが、とても引っかかった。
それでも、B日程では過去問に近い形で出題されることを祈って、劇的な逆転勝利をイメージしていた。

続・あとがき
それでは続・あとがきいきましょうか。この記事の2回目以降の手直しとなります。写真入れたりリンク貼ったり、読み物として単調にならないようにして行く作業です。
いや書籍化を狙ってるわけではないこともないですが、単にここまで作ったんだから、なるべく良い形にしておきたいという思いです。
現在、受験が終わってGWに入っております。娘は元気に学校に通っていますが、流石に疲れも出てきたようでGWの休み中は割とゴロゴロしています。去年はGW特訓とパパ塾でかなりの時間を勉強に費やしていました。
受験が終わって、ブログを始めて色々な記事を書いてきました。流石に、そろそろネタ切れな感じも出てきたところです。1年の軌跡も書き進めていかないといけないのですが、なかなか他の記事に目移りしてしまい進まない感じです。
Xでみなさなんの投稿を参考にさせてもらって、次は何を書こうかと考えていたりします。ブログを書くのは初めてではないので、如何様にも書けるはずなんですが、逆に難しい感じがします。理由は簡単で、人それぞれ違うからなんでしょう。
まぁ、万人に刺さる記事はないとは思うのですが、なるべく役に立つ記事をと思うと筆が止まってしまう感じです。書きたいものが出てくれば、書くとは思いますけどね。
そんなことより、今年もGWが過ぎるといよいよ夏が見えてくる頃です。本格的に受験勉強が始まる頃ですね。N=1ではありますが、娘の場合は夏以降の伸びと本番前の2回で伸びたような気がします。気をつけていたことは、Xにも記事にも書いたと思いますが学習習慣の維持と適正な教材、そしてしっかりと見直しをすることでした。
塾の先生もよく言いますが、夏は基礎の最終確認、苦手分野の基礎固めの時期です。今から、コツコツ準備を積み重ねて夏以降の飛躍に繋げていきましょう。
全ての受験戦士たちに幸あれ



